コサック
- 1.概要
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もっとコサックを使いやすくする為の追加ルールである。
- 1)基本的な考え方
- A)敵に隣接された場合に、敵射撃前に離脱できるようにする。
- B)追撃時の戦果を大きくする。
- C)騎兵突撃と追撃の機会を増やす。
- 2.ルール詳細
- 1)敵射撃前の離脱
- A)コサックの隣接HEXに敵の歩兵か騎兵ユニットが入った場合、
コサックは次の条件を全て満足するHEXに1HEX離脱できる。
該当するものがない場合は、離脱できない。
- 敵ユニットの影響地域(ZOC)でない。
- 進入できる地形である。
- B)離脱するタイミングは、”敵軍の防御射撃”である(敵のターン中なので)。
- C)離脱に必要な移動力は、次の自軍移動の時に減算する。
なお、平地への移動の場合は減算しなくてよい(簡略化の為、1移動力なら無視)。
- 2)追撃時の能力
- 特別ボーナスとして12を使う(ヴィストラ槍騎兵と同じ値)。
- 3)騎兵突撃の条件
- A)以下の条件を全て満足した場合に限定する。
- 通常状態の敵歩兵・砲兵・騎兵に対しては、側面か背面から出来る。
- 混乱状態の敵歩兵・砲兵・騎兵に対しては、正面からでも出来る。(混乱状態は6方向とも正面)
- 敵は潰走状態でない(この状態なら突撃ではなく、追撃する為)。
- コサックが突撃前に士気チェックをパスした場合にできる。
但し、賽の目から-9を補正する(良い方に)。
- B)追撃は攻撃と同じに扱い、騎兵突撃をしなくても可能とする。
- 敵が潰走状態の場合に限り、追撃できる。
- コサックが通常状態と疲労状態は追撃できるが、消耗状態は追撃できないものとする。
- 追撃終了後は、状態が1段階進む。(通常なら疲労、疲労なら消耗)
- C)1812年10月19日(モスクワからの退却)以降は、条件を緩和する。
- サイコロを2ケ振り、賽の目が64、65,66なら正面からも騎兵突撃できる。
なお、指揮官の士気ボーナス値を賽の目に加算できる。
- 正面攻撃ができるのは、1部隊あたり1日1回限りとする。
- 3.検討内容
- バタイユゲームのコサック騎兵ルール
- ロシア戦役帰還シナリオの検討(1)
- ロシア戦役帰還シナリオの検討(2)
- ロシア戦役帰還シナリオの検討(3/E)
- ロシア戦役帰還シナリオのプレイ(1)
- ロシア戦役帰還シナリオのプレイ(2/E)