SF小説”プランク・ダイブ”を読む

評判の良い”プランク・ダイブ”を読んだ。 7つの短編が含まれているが、気に入ったのは次の2編である。 1)クリスタルの夜 :神のような視点で進む物語に感心した。 2)エキストラ :”自分とは何か”を考えさせられるものであ … 続きを読む SF小説”プランク・ダイブ”を読む

”宮部みゆき”の時代小説を読む(7)

最近気に入っている”宮部みゆき”の時代小説を読んだ。 「三島屋変調百物語」シリーズの第7巻魂手形である。 今回は中編3作である。 前回が”さっぱりした”感じだったが、今回は”しっかり”書かれている。 気に入ったのは次の1 … 続きを読む ”宮部みゆき”の時代小説を読む(7)

時代小説”奥右筆秘帳”を読む

評判の良い”奥右筆秘帳(1)”を読んだ。 全13巻の長編小説から第1巻である。 時代劇の雰囲気がたっぷりあり、面白い。 歴史上の人物が登場するが、そこは小説なので 色々変えてある。 敵味方の思惑とチャンバラがバランス良く … 続きを読む 時代小説”奥右筆秘帳”を読む

”宮部みゆき”の時代小説を読む(6)

最近気に入っている”宮部みゆき”の時代小説を読んだ。 「三島屋変調百物語」シリーズの第6巻黒武御神火御殿である。 今回も前回に引き続き中編4作である。 主人公が女性の”おちか”から”富次郎”に代わっている。 そのせいか、 … 続きを読む ”宮部みゆき”の時代小説を読む(6)

”宮部みゆき”の時代小説を読む(5)

最近気に入っている”宮部みゆき”の時代小説を読んだ。 「三島屋変調百物語」シリーズの第5巻あやかし草紙である。 今回も前回に引き続き中編である。 5作品の中で気に入ったのは”だんまり姫”である。 一国様の生き方?が何とも … 続きを読む ”宮部みゆき”の時代小説を読む(5)

SF小説”司政官”を読む

眉村卓 氏の司政官シリーズ短編集である。 7つの短編が入っている。 どれも気に入ったが、一番良かったのは ”遥かなる真昼”である。 希望のある未来が突然閉ざされる事が悲しい。 出来れば、生きて力尽きるまで前進して欲しかっ … 続きを読む SF小説”司政官”を読む

SF小説”宇宙の春”を読む

好きな作家ケン・リュウの最新短編集”宇宙の春”を読んだ。 表題作の”宇宙の春”は、自分には余りピンとこなかった・・・。 良かったと思うのは、次の3作である。 1)マクスウェルの悪魔 2)メッセージ 3)歴史を終わらせた男 … 続きを読む SF小説”宇宙の春”を読む

SF小説”90億の神の御名”を読む

名前は知っていたが読む機会のなかったアーサー・C・クラークの 作品から短編集”90億の神の御名”を読んでみた。 気に入ったのは次の4編。 1)時間がいっぱい: 皮肉な結末が何とも良い。 2)海底牧場: 何が理由かは分から … 続きを読む SF小説”90億の神の御名”を読む

”宮部みゆき”の時代小説を読む(4)

最近気に入っている”宮部みゆき”の時代小説を読んだ。 「三島屋変調百物語」シリーズの第4巻三鬼である。 今までは短編集だったが、今回は中編4作である。 気に入ったのは”食客ひだる神”である。 何となく温かい気持ちになる作 … 続きを読む ”宮部みゆき”の時代小説を読む(4)

”宮部みゆき”の時代小説を読む(3)

最近気に入っている”宮部みゆき”の時代小説を読んだ。 「三島屋変調百物語」シリーズの第3巻泣き童子である。 6つの短編が入っていて気に入ったのは ”まぐる笛”である。 ”まぐる”という怪物の正体、その対策としての笛など … 続きを読む ”宮部みゆき”の時代小説を読む(3)