”宮部みゆき”の時代小説を読む(6)
最近気に入っている”宮部みゆき”の時代小説を読んだ。 「三島屋変調百物語」シリーズの第6巻黒武御神火御殿である。 今回も前回に引き続き中編4作である。 主人公が女性の”おちか”から”富次郎”に代わっている。 そのせいか、 … 続きを読む ”宮部みゆき”の時代小説を読む(6)
バタイユゲーム、ナポレオン戦争、などについて書いていきます。
”宮部みゆき”の時代小説を読む(6)
最近気に入っている”宮部みゆき”の時代小説を読んだ。 「三島屋変調百物語」シリーズの第6巻黒武御神火御殿である。 今回も前回に引き続き中編4作である。 主人公が女性の”おちか”から”富次郎”に代わっている。 そのせいか、 … 続きを読む ”宮部みゆき”の時代小説を読む(6)
”宮部みゆき”の時代小説を読む(5)
最近気に入っている”宮部みゆき”の時代小説を読んだ。 「三島屋変調百物語」シリーズの第5巻あやかし草紙である。 今回も前回に引き続き中編である。 5作品の中で気に入ったのは”だんまり姫”である。 一国様の生き方?が何とも … 続きを読む ”宮部みゆき”の時代小説を読む(5)
SF小説”司政官”を読む
眉村卓 氏の司政官シリーズ短編集である。 7つの短編が入っている。 どれも気に入ったが、一番良かったのは ”遥かなる真昼”である。 希望のある未来が突然閉ざされる事が悲しい。 出来れば、生きて力尽きるまで前進して欲しかっ … 続きを読む SF小説”司政官”を読む
SF小説”宇宙の春”を読む
好きな作家ケン・リュウの最新短編集”宇宙の春”を読んだ。 表題作の”宇宙の春”は、自分には余りピンとこなかった・・・。 良かったと思うのは、次の3作である。 1)マクスウェルの悪魔 2)メッセージ 3)歴史を終わらせた男 … 続きを読む SF小説”宇宙の春”を読む
SF小説”90億の神の御名”を読む
名前は知っていたが読む機会のなかったアーサー・C・クラークの 作品から短編集”90億の神の御名”を読んでみた。 気に入ったのは次の4編。 1)時間がいっぱい: 皮肉な結末が何とも良い。 2)海底牧場: 何が理由かは分から … 続きを読む SF小説”90億の神の御名”を読む
”宮部みゆき”の時代小説を読む(4)
最近気に入っている”宮部みゆき”の時代小説を読んだ。 「三島屋変調百物語」シリーズの第4巻三鬼である。 今までは短編集だったが、今回は中編4作である。 気に入ったのは”食客ひだる神”である。 何となく温かい気持ちになる作 … 続きを読む ”宮部みゆき”の時代小説を読む(4)
”宮部みゆき”の時代小説を読む(3)
最近気に入っている”宮部みゆき”の時代小説を読んだ。 「三島屋変調百物語」シリーズの第3巻泣き童子である。 6つの短編が入っていて気に入ったのは ”まぐる笛”である。 ”まぐる”という怪物の正体、その対策としての笛など … 続きを読む ”宮部みゆき”の時代小説を読む(3)
”宮部みゆき”の時代小説を読む(2)
最近気に入っている”宮部みゆき”の時代小説を読んだ。 「三島屋変調百物語」シリーズの第1,2巻である。 1)おそろし 2)あんじゅう どれも良かったが、気に入ったのは2)標題作”暗獣”である。 名前は恐ろしそうであるが、 … 続きを読む ”宮部みゆき”の時代小説を読む(2)
SF小説”人之彼岸”を読む
”折りたたみ北京”の著者である郝景芳の短編集である。 6つの短篇とエッセイ2篇が入っており、標題の短編はない。 短編集としての標題が”人之彼岸”である。 面白いと思ったのは、次の1つ。 ・不死医院 :何となく最後のオチは … 続きを読む SF小説”人之彼岸”を読む
SF小説”機巧のイヴ”を読む
評判の良い”機巧のイヴ”を読んでみた。 なかなか面白い。特に気に入ったのは、 ・機巧のイヴ :最後の展開が良い。余韻が残る。 ・神代のテセウス :物語がよく出来ている。 である。 <個人的な感想> 今回は表題作が好みと一 … 続きを読む SF小説”機巧のイヴ”を読む