13 Melee Assault Combat

  1. 1.白兵戦の機会
    1.  白兵戦は、自軍の白兵戦段階で行う。
  2. 2.白兵戦の条件
    1. 1)白兵戦は、自軍の影響地域にいる敵軍に行う。
    2. 2)攻撃射撃段階で目標にした敵軍に白兵戦を行う。
    3. 3)白兵戦は、任意である。(必ず行う必要はない)
  3. 3.白兵戦の手順
    1. 1)白兵戦を行う自軍の戦闘部隊と目標となる敵軍を選択する。
    2. 2)敵軍は、任意で白兵戦前の退却を行う。
       退却された場合に、自軍の戦闘部隊は空いたHEXに任意で進入できる。
    3. 3)敵軍の士気チェックを行う。適用する修正は士気チェック表を参照。
      1. A)成功すれば4)へ進む。
      2. B)失敗すれば混乱し、退却する。自軍の戦闘部隊は空いたHEXに任意で進入できる。
         この戦闘部隊の白兵戦は終了。
    4. 4)自軍の士気チェックを行う。適用する修正は士気チェック表を参照。
      1. A)成功すれば5)へ進む。
      2. B)失敗すれば混乱し、退却する。この戦闘部隊の白兵戦は終了。
    5. 5)敵軍の白兵戦力を計算する。白兵戦の戦力修正表参照。
    6. 6)自軍の白兵戦力を計算する。白兵戦の戦力修正表参照。
    7. 7)自軍の白兵戦力÷敵軍の白兵戦力比を計算し、白兵戦結果表の比を決める。小数点は切り捨て。
    8. 8)賽の目と白兵戦結果表から損害を決める。指揮官が同行する場合は、指揮官の補正をする。
      1. A)自軍の戦闘部隊が歩兵の場合は、歩兵ボーナスを賽の目に加算する。
      2. B)自軍の戦闘部隊が騎兵の場合は、騎兵ボーナスを賽の目に加算する。
    9. 9)白兵戦結果の補足
      1. A)白兵戦の結果で敵軍が退却した場合に、自軍の戦闘部隊は空いたHEXに任意で進入できる。
      2. B)敵軍が方陣でDDの結果なら、敵軍は士気チェックを行う。
        1. a)成功すれば、損害なし。
        2. b)失敗すれば、混乱して退却。この場合、最初の1HEX後退で2戦力損失。
           以降は影響地域から離れる毎に1戦力損失。
      3. C)騎兵の場合に戦果がなければ、3HEX後退して士気チェックを行う。
         この場合に影響地域から離れる際に、戦力の損失や臨機射撃は発生しない。
      4. D)同行する指揮官が死傷した場合は、士気チェックを行う。
  4. 4.白兵戦前の後退
    1. 1)次の兵科と隊形は後退できる。
      1. A)散開隊形の歩兵・騎兵。 但し、敵軍も散開隊形の歩兵・騎兵か歩兵の場合。
      2. B)騎兵・騎馬砲兵。 但し、敵軍との移動力差が2以上の場合。
      3. C)指揮官。
      4. D)騎兵は、疲労または消耗の状態でも上記A)B)が可能。
    2. 2)後退できる条件。
      1. A)敵軍の影響地域でないHEXが後退の進路上にある。
      2. B)敵軍の騎兵の臨機突撃地域にいない。
    3. 3)後退時の制約。
      1. A)移動力は印刷値の1/2まで。
      2. B)次の自軍移動段階では移動できない。
    4. 4)後退後の進入。
      1. A)敵軍が退却した場合に、自軍の戦闘部隊は空いたHEXに任意で進入できる。
      2. B進入後、更に新しい敵軍に白兵戦を行える。この場合、敵軍の防御射撃はない。
         但し、敵軍が既に白兵戦を行っていない場合に限り白兵戦を行える。
      3. C)上記の場合、新しい敵軍も条件を満たせば、白兵戦前の後退ができる。
    5. 5)臨機射撃の扱い。
      1. 白兵戦前の後退、後退後の進入の際に臨機射撃は発生しない。

【補足】

  1. 1)明記はないが、白兵戦に参加した騎兵は自軍・敵軍とも戦果がなければ士気チェックを行う。