09 Command Phase

  1. 1.移動の時間制限
    1.  現行のルールでは、個々の戦い毎に国別の制限時間を設けている。
       詳細はpdfファイルに纏めた。
  2. 2.士気レベル
    1.  個別の歩兵部隊と別に所属するグループ(軍団、師団など)毎の士気レベルがあり、
       潰走・全滅した大隊の数によりグループ全体の士気が下がる仕組みになっている。
       1時間毎に判定し、歩兵のみ適用する。(騎兵、砲兵は対象外)
  3. 3.指揮ルール
    1.  2011年にハレの戦いが公開された時には、以下のような指揮ルールがあった。
       オプションとして、上記1の移動の時間制限が追加された。その後、ライプチヒの戦いが
       公開された頃に、指揮ルールが削除された。
    2. 3.1 指揮ルールの概要
      1. 各々のターンの初めに指揮判定を行う。ハレの指揮データは、pdfファイルに纏めた。
      2. 1)軍団司令官が指揮できるかの判定を1時間毎に行う。
        1. 例)ベルナドット元帥は常にできる。ヴィテンベルグ中将は賽の目が4以上の時のみできる。
      3. 2)指揮範囲にある部隊を最高指揮下に入れる事が出来る。
        1. 例)ベルナドット元帥は12なので、12HEX以内に居る師団長/旅団長が候補になる。
      4. 3)能力(capacity)の数だけ最高指揮下に入れる事が出来る。
        1. 例)ベルナドット元帥は2なので、2人の師団長/旅団長を選んで最高指揮下に入れる。
      5. 4)最高指揮下にない師団長/旅団長は、以下のいずれに該当するか判定する。
        1. A)軍団司令官の指揮範囲内にいれば、局所的指揮下にある。
        2. B)軍団司令官の指揮範囲外にいれば、指揮下にない。
        3. 例)ベルナドット元帥は能力が2なので、配下の師団長/旅団長4人の中で
           2人は必ずA)かB)になる。
      6. 5)各戦闘部隊は、以下のいずれかに該当するか判定する。
        1. A)師団長/旅団長の指揮範囲にいれば、次のいずれかの指揮下にある。
          1. a)師団長/旅団長が最高指揮下にあれば、部隊は最高指揮下にある。
          2. b)師団長/旅団長が局所的指揮下にあれば、部隊は局所的指揮下にある。
          3. c)師団長/旅団長が軍団長の指揮下にない場合でも、部隊は局所的指揮下にある。
        2. B)師団長/旅団長の指揮範囲にいない場合、指揮下にない。
  4. 3.2 戦闘部隊は、指揮下の有無による違いを参照して行動する。 詳細はpdfファイルに纏めた。
  5. 3.3 指揮官(師団長/旅団長、参謀)も、上記の表による移動力を使う。

【補足】

  1. 1)プレイした感想は、戦いが消極的になる。しかし、思うように指揮できないストレスと
     能力の違いが味わえる(!?)。