将軍と間違えやすい参謀の職位
英語やフランス語の本などを読んでいて将軍と間違えやすい参謀の職位が2つある。 1)Adjudant Généraux(Général) 将軍を補佐する士官で大佐(*1)または中佐(*2)の階級である。1795/6 … 続きを読む 将軍と間違えやすい参謀の職位
バタイユゲーム、ナポレオン戦争、などについて書いていきます。
指揮官・人物に関するもの。
将軍と間違えやすい参謀の職位
英語やフランス語の本などを読んでいて将軍と間違えやすい参謀の職位が2つある。 1)Adjudant Généraux(Général) 将軍を補佐する士官で大佐(*1)または中佐(*2)の階級である。1795/6 … 続きを読む 将軍と間違えやすい参謀の職位
ブリュメール18日のクーデター当日のベルナドット
クーデターの当日朝、ジョゼフ・ボナパルトはベルナドットを訪問し、 ナポレオンが会いたがっていると伝えて一緒にナポレオンの家に行った。 そこでベルナドットは、将軍達が集まっているのを見た。 またパリ防衛司令官のルフェーブ … 続きを読む ブリュメール18日のクーデター当日のベルナドット
ブリュメール18日のクーデター前のベルナドット
ボナパルト家の人々と2人の夫人が夫同士の和解を試みたが、上手くいかなかった。 一方で、ベルナドットとモローは会談して、ナポレオンが共和国の敵になるかもしれず、 その時はお互いに助ける事を約束した。またベルナドットは共和 … 続きを読む ブリュメール18日のクーデター前のベルナドット
ナポレオンの帰還とベルナドット
ナポレオンの帰還を聞いたベルナドットは、以下のように総裁政府に進言した。 1)指揮している軍を見捨てた事と軍紀違反で軍法会議にかけるべきである。 2)必要なら逮捕の指揮を執る用意がある。 パリが所属するセーヌ県知事もナ … 続きを読む ナポレオンの帰還とベルナドット
ベルナドットの陸軍大臣解任
シエイエスは、基盤の弱い総裁政府に代わる強力な政府を作る為に、憲法改正を考えていた。 しかし、上院に当たる元老会は説得できても、下院に当たる五百人会の説得は難しい情勢にあった。 そこで、再びクーデターを計画したが、ベル … 続きを読む ベルナドットの陸軍大臣解任
陸軍大臣ベルナドット(3/E)
後方の支援体制は整ってきたが、前線の戦況は良くなかった。ベルナドットが 陸軍大臣在任中(約2ヶ月)の各方面軍の状況は以下のようなものである。 主にオーストリア、イギリス、ロシア軍との戦いであり、南から順に記載する。 1 … 続きを読む 陸軍大臣ベルナドット(3/E)
陸軍大臣ベルナドット(2)
軍隊が最も要求している食べ物、衣服、物資、賃金に応えるにはお金が必要である。 ベルナドットは、新たに任命された財務大臣のランデ(Robert Lindet)にお金の引き出しを 直談判したが、丁重に断られた。それに激高し … 続きを読む 陸軍大臣ベルナドット(2)
陸軍大臣ベルナドット(1)
普通は無名の文民か軍人が任命される地位に有名で活動的な軍人が登用されたので、 将校や兵士には気付け薬のような効果があった。将軍達は、賛否の2派に分かれた。 例えば、ジュールダンとジュベールは喜び、マッセナとマルボ(父親 … 続きを読む 陸軍大臣ベルナドット(1)
ベルナドットの陸軍大臣就任
総裁政府はクーデターにより権力を握っているが、次の問題があり苦しい立場にあった。 1)憲法により行政権と立法権が独立しており、総裁政府と議会は一体化していない。 2)戦争の状況が次のように良くない。 A)イタリア、ス … 続きを読む ベルナドットの陸軍大臣就任
ベルナドット休養中のフランス政治情勢
ベルナドットは、監視軍司令官の辞任後ジンマーン(Gimmern:下図)にある山荘(副官メゾン大佐の 義父が保有)にて約1.5ヶ月休養し、1799年5月末にパリに帰って来た。 その間のフランス政治情勢は以下のようなもので … 続きを読む ベルナドット休養中のフランス政治情勢