ベルナドット大使の任務
ベルナドットの任務は、次の2つである。 1)表向きは、フランスとオーストリアの外交再開である。 2)裏の目的は、フランス軍のローマ進攻からオーストリアの注意をそらす事である。 2番目は成功しており、1番目は余り期待され … 続きを読む ベルナドット大使の任務
バタイユゲーム、ナポレオン戦争、などについて書いていきます。
ベルナドット大使の任務
ベルナドットの任務は、次の2つである。 1)表向きは、フランスとオーストリアの外交再開である。 2)裏の目的は、フランス軍のローマ進攻からオーストリアの注意をそらす事である。 2番目は成功しており、1番目は余り期待され … 続きを読む ベルナドット大使の任務
ベルナドットのウィーン着任
総裁政府が何もしないので、ベルナドットは、ラシュタット会議に出席している オーストリア全権大使のコベンッェル(Cobenzl)伯爵にウィーン駐在フランス大使任命を 知らせた。彼は1798/1/21にベルナドットからの手 … 続きを読む ベルナドットのウィーン着任
大使の随行員
ベルナドットは、随行員として将軍付の副官であるヴィラッツ大尉、モウラン大尉の 他に旧参謀長であったサラザン准将と旧参謀副官で准将に昇進したミレルを要望した。 しかし、総裁政府から大使に将軍は同行できないと断られ、代わっ … 続きを読む 大使の随行員
大使赴任時の背景
べルナドットがフランス大使としてウィーンに赴任する時の、フランスと オーストリア間には次のような背景があった。 1)フランス革命政府のオーストリア帝国に対する宣戦布告(1792年4月)から 5年以上も経過し、その間は外 … 続きを読む 大使赴任時の背景
ベルナドットのウィーン大使任命
ナポレオンが、ベルナドットのイタリア方面軍司令官任命撤回を 画策している中で、1797/12/28に発生したローマ暴動の知らせが届いた。 ローマ大使は、ナポレオンの兄ジョゼフであり、暴動の中でフランスの デュフォ(Du … 続きを読む ベルナドットのウィーン大使任命
ベルナドットのイタリア方面軍司令官任命
ベルナドットがイオニア諸島の司令官を受ける旨の手紙を出してから、 1週間も経たないうちに、政府はナポレオンの後任としてベルナドットを イタリア方面軍司令官にする事を決定した。これは、ベルナドットを ナポレオンの対抗馬と … 続きを読む ベルナドットのイタリア方面軍司令官任命
ベルナドットの転属願い(2/E)
総裁のバラスは、ベルナドットの手紙を癇癪を破裂させたものか、 間接的に他の職を求めたものと考えた。バラスはベルナドットを クレベールの弟子と思っており、師匠の反抗的態度には慣れていた。 しかし、政府としては、イギリス方 … 続きを読む ベルナドットの転属願い(2/E)
ベルナドットの転属願い(1)
師団の解体でナポレオンに嫌気がさしたベルナドットは、 11月末には総裁政府に次の転属を希望した。 1)インド洋のモーリシャス島かレユニオン島の司令官 2)ギリシャのイオニア諸島の司令官 3)歩兵検閲官 4)ポルトガル方 … 続きを読む ベルナドットの転属願い(1)
知事からベルナドットに届いた手紙
ベルナドットが他の方面軍に異動する事が公表されてから、占領・統治していた フリウリ地方の知事(ヴェネチア人)からベルナドットに手紙が届いた。 ”貴方に申し出のあった栄光の新しい領域は、我々が貴方を失う事を 慰めてはくれ … 続きを読む 知事からベルナドットに届いた手紙
第15軽半旅団への別れの手紙
”残念だが、君達と別れる事になった。私はイギリス方面軍に異動するが、 君達と共にある強みを奪われた。君達はディリエ将軍の下に配属されるが、 彼は賢明で用心深い将校である。 君達の名声を維持して欲しい。それには、私が要求 … 続きを読む 第15軽半旅団への別れの手紙