士気2シート
- 1.使い方
- 1)はじめに
- A)ユニットの士気判定は、フェーズによって項目の増減があるので、
現在のフェーズ(時間シートでカーソルがあるフェーズ)に対応した
項目のみを表示しています。
- B)各フェーズで必要な項目は、士気チェック表を参照ください。
- 2)全てのフェーズ共通
- A)初期化ボタンを押すと、入力欄を全て空白に設定します。
前回のデータを使いたい場合には、初期化ボタンを押さずに必要な箇所だけ修正
すれば使えます。
- B)1回に歩兵、騎兵、砲兵の各1ユニットを同時に判定できます。
必要な兵科について入力し、他は空白のままにしてください。
- C)特殊ルールの補正は、基本補正や他の補正に該当しない補正を
行う場合に使います。補正する値をプラスかマイナスで入力してください。
(士気を上げる方向の修正ならプラス、下げる方向ならマイナス)
- 3)指揮フェーズ以外共通
- A)騎兵と他の兵科との混在補正
- 騎兵が歩兵や砲兵と同じ場所に居る場合に限り、一緒に居る兵科に
1を入力してください。騎兵と歩兵・砲兵の共存補正を行います。
- B)状態・国籍の混在補正
- a)状態の混在補正は、判定する部隊の状態により要否が以下のように決まります。
- ア)通常状態 :判定が必要。相手の状態が混乱か潰走の欄に入力してください。
- イ)混乱状態 :相手の状態が潰走の場合のみ判定が必要。潰走の欄に入力してください。
- ゥ)潰走状態 :判定不要。
- b)異国籍の補正は、一緒に居る全ての部隊について判定する必要があります。
- c)上記の補正は、混在修正表に従って行います。
- 4)騎兵突撃フェーズ
- A)攻撃側(騎兵)の判定
- a)目標が展開中の砲兵の場合に限って、以下の項目のみ入力をしてください。(*1)
- ア)砲兵の短距離射撃力
- イ)射撃により損失した戦力(損失した時は2回目の士気判定を行うので、その時に使う)
- ゥ)砲兵の指揮官(指揮範囲内)
- b)目標が決まらないか、上記以外の場合は入力不要です。フェーズ共通の修正のみ
行います。
- B)防御側(歩兵か砲兵)の判定
- a)騎兵突撃、白兵戦フェーズ特有の項目を全て入力してください。(該当しない時は空白)
- b)砲兵への白兵戦判定用は、全て空白のままにしてください。
- C)反応突撃(騎兵)の判定
- 騎兵突撃、白兵戦フェーズ特有、砲兵への白兵戦判定用は、全て空白のままにしてください。
フェーズ共通の修正のみ行います。
- 5)移動フェーズ
- A)砲兵への白兵戦判定用
- a)歩兵が展開中の砲兵に隣接を試みる場合に限って、以下の項目のみ入力をしてください。(*1)
- ア)砲兵の短距離射撃力
- イ)砲兵の指揮官(指揮範囲内)
- b)士気チェックに失敗したら、その場に留まり混乱はしない。
- B)臨機突撃
- フェーズ共通の修正のみ行いますので、上記のデータは全て空白のままにしてください。
- 6)敵軍の防御射撃フェーズ
- A)砲兵への白兵戦判定用
- a)歩兵が砲兵の射撃で損出した場合に限って、以下の項目を入力をしてください。(*1)
- ア)砲兵の短距離射撃力
- イ)射撃により損失した戦力
- ゥ)砲兵の指揮官(指揮範囲内)
- b)士気チェックに失敗したら、混乱して後退する。
- 7)自軍の攻勢射撃フェーズ
- フェーズ共通、指揮フェーズ以外共通の修正を行います。
- 8)白兵戦フェーズ
- A)攻撃側(歩兵)の判定
- 騎兵突撃、白兵戦フェーズ特有の項目を全て入力してください。(該当しない時は空白)
- B)防御側(歩兵か砲兵)の判定
- 騎兵突撃、白兵戦フェーズ特有で、下記以外の項目を全て入力してください。
(該当しない時は空白)
- 防御側の隊形、射撃により損出した戦力
- 9)回復フェーズ
- フェーズ共通、指揮フェーズ以外共通の修正を行います。
- 10)結果表示
- 入力後に士気判定のボタンを1回クリックすると、判定結果を表示します。
なお、判定を行う度に薄い橙色と濃い橙色を交互に表示します。(*2)
- 11)入力例
- フランス軍戦列歩兵が、プロシア軍砲兵か戦列歩兵を攻撃する例。
- A)歩兵が砲兵を攻撃する場合
- a)フランス軍歩兵の攻撃前士気判定の例
- b)プロシア軍砲兵(1.5ヶ中隊3戦力)の防御前士気判定の例
- なお、砲兵は2つの部隊に分かれているので、個別に判定する。
その場合でも戦力は合算した3とする。
- B)歩兵が歩兵を攻撃する場合
- a)フランス軍歩兵の攻撃前士気判定の例
- b)プロシア軍歩兵の防御前士気判定の例
【補足】
- (*1)自家製ルールの砲兵に対する恐怖を模擬する為の士気判定用です。必要がない場合は、
全て空白としてください。
- (*2)判定結果が2回続けて同じ表示になる事があるので、判定した事を示す意味で
交互に色替えを行っています。