プロシア歩兵

プロシア歩兵は1806年以前の旧軍制と、その後に改革された新軍制で異なる。

  1. 1.旧軍制
    1.  フリードリッヒ大王の時代からの軍制で、やや時代遅れになっていた。
    2. 1)全ての歩兵は、隊形により士気の補正が必要になる。
    3. 隊形に伴う士気値修正
      縦隊   横隊   散開隊形 一般隊形 行軍隊形 方陣  
      士気値修正 −12 なし なし −6 −18 +6
      (注)方陣の+6は各国共通である。なお、混乱はー3、潰走はー6の標準値になる。
  2. 2.新軍制
    1. イエナ・アウエルシュタットの大敗を受けて、シャルンホルスト達が改革をおこなった。
    2. 1)郷土防衛隊(Landwehr)
      1. A)横隊には隊形変更できない。
      2. B)騎兵突撃を受けた時は、踏み止まりになる。方陣に隊形変更できるのは、移動段階のみ。
      3. C)フランス軍の砲撃で戦力を失った場合に、次のターンで敵に向かって移動するには条件がある。
         オリジナルルール :サイコロを1ケ振り、偶数の場合である。
         自家製ルール :士気チェックの際に-6の賽の目補正をする。
                検討内容はプロシア軍Landwehrの呆然ルール参照。

【補足】

  1. 1)旧軍制でアウエルシュタットでは、横隊・散開隊形・方陣以外の場合にー12になっている。
     更に混乱ではー15、潰走ではー18になる。
  2. 2)旧軍制でハッセンハウゼンでは、以下のように改善されている。
  3. 隊形に伴う士気値修正
    縦隊   横隊   散開隊形 一般隊形 行軍隊形 方陣  
    士気値修正 なし +3 +3 なし −12 +6
    (注)方陣の+6、行軍隊形のー12は各国共通である。混乱はー3、潰走はー6の標準値になる。