各国歩兵共通

各国の歩兵で共通の特殊ルールを以下に示す。

  1. 1.精鋭歩兵
    1. 1)士気値が11から16の歩兵を精鋭歩兵とする。
    2. 2)精鋭歩兵からの射撃で損失が出た場合は、士気チェックを行う。
       その場合に、精鋭歩兵の士気値に応じて賽の目を次のように補正する。
      1. A)士気値が11,12の補正はー12×損失戦力
      2. B)士気値が13,14の補正はー9×損失戦力
      3. C)士気値が15,16の補正はー6×損失戦力
    3. 3)攻撃射撃の場合、攻撃戦力÷防御戦力の比が1以上の時に上記を適用する。
       1未満の場合は、通常の補正(−3×損失戦力)を行う。
    4. 4)精鋭歩兵同士の場合は、通常の補正(−3×損失戦力)を行う。
  2. 2.浸透戦術
    1.  敵が防御している町に入る場合、攻撃側は以下の浸透戦術を選択しても良い。
    2. 1)浸透戦術が可能な歩兵部隊は、上記1の精鋭歩兵のみ。
    3. 2)戦闘は、2ヶの賽の目と次から結果を判定する。
      1. A)11から26攻撃側は1戦力を失い、1HEX後退して混乱状態になる。
      2. B)31から46攻撃側は1HEX後退して混乱状態になる。
      3. C)51から64防御側は1戦力を失い、1HEX後退して士気チェックをする。
      4. D)65から66上記C)に加えて、士気チェックに失敗したら潰走する。
    4. 3)上記2)では賽の目に以下の修正を行う。
    5. 歩兵の種類に伴う各種修正
      歩兵の種類 攻撃時 防御時
      軽歩兵、猟兵(Jäger)、精鋭歩兵 +3 −3
      フランス海兵、ロシア歩兵、擲弾兵 −3
      フランス同盟軍歩兵、フランス軍新兵、プロシア郷土防衛隊 +3
  3. 3.略奪
    1. 1)以下の条件を全て満足する時に略奪を開始する。
      1. A)町に初めて入る。
      2. B)士気チェックを行い、失敗した。
        1. a)ロシア猟兵は略奪を行わない。
        2. b)ロシア戦列歩兵は、賽の目から6を引く。
        3. c)フランス軍新兵、プロシア郷土防衛隊は賽の目から3を引く。
    2. 2)回復段階で士気チェックに成功した場合に略奪を終了する。
    3. 3)略奪中の歩兵は、射撃力と白兵戦力が1/3になる。射撃防御力は、一般隊形と同じ。

【補足】

  1. 1)主に親衛隊歩兵、近衛歩兵、擲弾兵が精鋭歩兵になる。
  2. 2)浸透戦術と略奪は、Möckernの戦いが対象になる。