指揮範囲外ユニットの移動については、自家製ルール2.1)で以下のように決めている。
・敵方向への移動は禁止し、指揮官に向かい半分の移動力で移動する。
しかし、下図橙色丸枠内のユニットのように指揮官(橙色矩形枠内)との間に
敵ユニット(水色丸枠内)がいた場合にどうするかは明確に決めていなかった。
1.自家製ルール追加
1.1 連絡線が引ける場合
上図橙色直線が指揮官とユニットとの連絡線(敵ユニット周囲1HEXを通らない最短ルート)である。
指揮官とユニットの間に敵がいる場合は、以下の条件を全て満足する進路で移動する。
(1)最も近い敵と5HEX距離範囲(下図の網掛け表示範囲)の外側を移動する。
→以前に軽騎兵偵察2.1)C)で検討した際に使った”部隊の規模・兵科が分かる距離は4HEX”に
余裕1HEXを加えた5HEXが敵を警戒する範囲と見なす。
(2)敵ユニット周囲1HEXを通らない最短ルートを移動する。
→敵ユニットの影響範囲(周囲1HEXの中で攻撃できる範囲)とするか迷ったが、
敵ユニットが何時向きを変えるか分からないので、安全のために周囲1HEXとする。
なお、(1)と同じく全ての敵から5HEX離れて移動するのは無理であるし、敵も警戒部隊は
最も近い敵に任せていると見なす。
下図の太い黒線が基本進路である。
1.2 連絡線が引けない場合(敵に包囲されている)
(1)近くの敵がユニットの方向を向いていない場合(上図の例など、攻撃される気配がない)は、
その場に留まる。
(2)敵がユニットの方向を向いている場合は、敵から15HEX以上離れる位置まで後退する。
→潰走ユニットと同じ様に敵から一定距離(15HEX)以上離れる。
<個人的な感想>
プレイしてみると色々な状況があり、ルールの不備が分かる。
やはりプレイテストは重要である。