ヴォーシャンの戦いの伝令ルールについて

自家製ルールの伝令ルールをヴォーシャンの戦いでは一部変更する事にした。
理由は、プロシア軍前衛旅団の指揮官から軍団司令官までは68HEX(6.8km)
離れており伝令のプレイテストを行ったラシンの戦いの2kmと大幅に違う為である。

1.背景
  ヴォーシャンの戦いの部隊活性化ルールでは、プロシア軍前衛旅団がフランス軍から
  砲撃を受けたら軍団主力が活性化できて移動可能になる。
  しかし、砲撃を受けるまでは何もできない。これは不合理である。
  少なくとも混乱から回復できる第2ターンでは、プロシア軍前衛旅団長から
  軍団長宛に伝令(フランス軍と交戦中!)を出せると思う。

2.変更内容
  移動フェーズの伝令の移動のみ変える。(他は同じ)
(1)変更前
   移動フェーズで伝令を送ったら直ぐに宛先指揮官の近くに伝令マーカーを置く。

(2)変更後
   移動力24で移動する。なお、道路上を移動する場合は2倍の48で移動できる。
   →伝令ルールの検討(1)で採用したトロット(14.4km/h)の速度。

3.ヴォーシャンの戦いでの到着時刻
  次の計算から第3ターンには到着し、次の第4ターン指揮フェーズで命令の
  発行時刻(即時、1ターン遅延、2ターン遅延のどれか)が決まる。
(1)フランス軍が出現する第1ターンでは混乱するので、伝令は出せない。
(2)第2ターンで伝令が出発するが、道路上を移動しても48HEXまでとなる。
(3)第3ターンでは96HEXまで行けるが、68HEX目にブリュッヒャー元帥が居る。
ヴォーシャンの戦いの地図は以下の通りである。

<個人的な感想>
実際には第3ターンまでにフランス軍が砲撃を開始して、自動的に
連合軍主力が動き出せると思う。
しかし、雰囲気重視と活性化ルールの穴(フランス軍が砲撃しない限り
連合軍主力は動けないので、前衛旅団が各個撃破される)を埋める為に追加する。