バタイユゲームでは壁を含むHEX は防衛しやすい事を反映して、
射撃防御力の向上と白兵戦時の攻撃側制限を追加している。
しかし、戦い毎に扱いが違うので混乱しやすい。
シミュレーション精度よりも雰囲気・プレイしやすさを優先するので、
自家製ルールとして統一する事にした。
1.Marshal Enterprisesのオリジナルルール
(1)アウステルリッツのキジ園壁
森林・果樹園に含まれるので射撃防御力は12、白兵戦は攻撃時の士気チェックに
-12の、白兵戦力は半分にする修正がある。
(2)ハッセンハウゼンの庭園壁
射撃防御力の修正ではなく、射撃判定時に賽の目から6を引く。
(平地だと射撃防御力12に該当する。)
白兵戦は攻撃時の士気チェックに-6の修正がある。
(3)ハーゲルベルクの庭園壁
射撃防御力は14、白兵戦は攻撃時に1ケ大隊の制限と士気チェックに失敗したら
その場で混乱するという修正がある。
2.統一ルール
(1)基本的な考え方
城塞の壁と違って防戦用に作られた訳ではないので、石垣のようなものと
考えれば修正する値は余り大きくしない方が良い。
(2)射撃防御力
(A)賽の目補正ではなく、射撃防御力を上げる。
(B)城塞の射撃防御力14(平地+8)を考えると、10(平地+4)が良い。
(3)白兵戦
(A)攻撃時の兵力制限と士気チェック修正の両方を行う。
(B)自家製ルールで類似の特殊建物で堡塁があるので、それと同じにする。
→なるべく特殊な建築物を少なくして、プレイしやすくする為。
<個人的な感想>
壁と言っても色々なものがあり、オリジナルルールの方がシミュレーション精度は高い。
しかし、戦い毎に該当する壁を探して適用する手間を考えると、シミュレーション精度は
多少低くてもプレイしやすい方が個人的には好きである。