戦列歩兵が射撃で損失を受けた場合の士気チェック

歩兵が砲撃・歩兵射撃により損失を受けた場合は、その累積損失数に応じて
士気チェックの有無が決まる。
以前に”バタイユゲームの戦列歩兵を士気チェック”で主要会戦・主要国について調べた。
今回は各ゲーム毎に主要国とライン同盟について以下に調査・検討した。

1.各国の補正内容とゲーム毎の違い
  ゲーム毎に違う理由(軍制改革など)が見当たらないものについて統一する事にした。
  黄色部分の左側がオリジナルで右側が統一で変更した値である。
  数字の意味は次の通り。
  1: 損失を受けると毎回チェックする。
  1# :累積損失数が2以降は損失を受けると毎回チェックする。
  2: 累積損失数が偶数の場合にチェックする。
  3: 累積損失数が奇数の場合にチェックする。(累積損失数1を含む)
  プロシアの場合は軍制の改革があるので、前(3)と後(2)で変わるのは納得できる。

<個人的な感想>
  前回の主要会戦・主要国での感想でも述べたが、ロシア軍の扱いが酷い。
  アウステルリッツとフリートランドのように大敗した時もあるが、アイラウとハイルスベルクのように
  互角に戦った時もある。ロシアはプロシアのように軍制改革をしていないので統一したほうが良い。
  当面はオーストリアと同様に奇数の場合にチェックする事にし、大敗した戦いについては別の方法で
  補正することを検討する。
  ロシア軍は臨機応変に対応できないようで、作戦面で攻勢に出て部隊機動中に予想外の攻撃を受けた場合などに
  負けると思われる(アウステルリッツとフリートランド)。
  初めから防御に徹すると互角に戦える(アイラウとハイルスベルク)。
  それなら、予想外の攻撃を受けた場合は”ヴォーシャンの戦いの奇襲”のように扱えば良いと思う。
  実際にプレイテストして評価する予定(いつできるか・・・・)。