指揮官の交代

自家製ルール3.4)では指揮官が捕虜・負傷後送・戦死した場合に
交代できるとしている。しかし、指揮官が無傷でも交代できるように変更する。

その理由は、騎兵指揮官として優秀なブリュッヒャー元帥に騎兵部隊を直接指揮
させたい為である。ヴォーシャンの戦い再スタート(6)でプロシア・ロシア連合軍が
フランス軍に包囲されており、その突破の為にはユサール騎兵連隊が下図黒線の
進路で騎兵突撃するのが良い。その可能性を高める為にブリュッヒャー元帥が
陣頭指揮する事が必要になる(騎兵攻撃賽の目修正+6,士気修正+9は大きい)。

交代後は参謀長のグナイゼナウ中将が指揮官として、突破口から部隊脱出を命令する。
1ターン終了後の14:20には下図のように突破に成功した。
下図左側の丸枠がブリュッヒャー元帥とシレジア第1ユサール連隊、右側丸枠がグナイゼナウ中将と
連合軍の軍団長、師団長(上級指揮官は纏まって脱出することにした)である。

<個人的な感想>
ブリュッヒャー元帥は優秀でフランス軍軽歩兵第17連隊第3大隊を混乱・後退させ、
軽歩兵第10連隊第3大隊を潰走させた(追撃で3戦力を損失させた)。
彼がいなければ突破口を開けなかったかもしれない。

ナポレオン戦争で上級指揮官が騎兵突撃を陣頭指揮した例はあるので、
雰囲気重視で無傷でも指揮官交代する(参謀長に後を任せる)のは”あり”と思う。
フランス軍ではミュラー、ネイ元帥が陣頭指揮した。