ヴォーシャンの戦いの退却ルールについて

特殊ルールで追加された退却ルールがプレイしにくいので、
自家製ルールに変えることにした。以下にメモしておく。

1.ヴォーシャンのルール
(1)本文
   前衛(ZeithenとHackeの旅団)は砲撃を受けてから2ターン目から、
   他の部隊はフランス軍の親衛隊歩兵師団が地図上に登場してから
   サイコロの目と退却表から現在地に留まるか退却するか決める。

(2)退却表

2.自家製ルール
(1)ヴォーシャン用ルール
   連合軍の各部隊指揮官は次の命令を受けている。
   ・ナポレオンが地図上に登場するまでは、Vauchampに留まるか周辺2HEX内へ進軍する。
   ・ナポレオンが地図上に登場したら、Champaubert経由で地図外に出る。
   ・上記の命令実行中は上官の指揮範囲内にあるものと扱う。

(2)その他の指揮ルール
   自家製の指揮ルールを使う。

(3)変更の理由
   ・退却を決めるのはプレイヤーであり、賽の目に従うのは好みではない。
   ・プレイ中に退却条件を確認したり、サイコロを振るのは煩わしい。

<個人的な感想>
前衛(ZeithenとHackeの旅団)はナポレオンが地図上に登場してもVauchampに留まっても良い。
ZeithenとHackeは指揮範囲外になるので、自身は前進が出来ないが部隊を前進(反撃)する事はできる。
これを選択するかどうかは戦況を見てプレイヤーが決めるので、自由度が高い。
それに比べてヴォーシャンのルールは賽の目で強制的に移動させられるので好きになれない。
連合軍が後退をしたのは総司令官のブリュッヒャー元帥がナポレオンとの直接決戦を避けた為である。
戦況が良ければ退却する必要はない。