cacao支援ツールのテストプレイ(2)

つづき

3.村の地図
  ジャングルと労働者タイルを配置するプレイエリアの他に下図の村地図がある。
  ここでは、次の4つを管理する。
  (1)採取したカカオを最大5つまで保管する。
  (2)カカオを売って得た金貨を保管する。
  (3)太陽礼拝所から得たトークンを最大3つまで保管する。
  (4)水運搬人の位置を管理する。(初期位置は-10の位置)

   支援ツールではmain画面の表(下図)で管理することにした。
   ゲーム終了時の得点は(2)から(4)の合計になるので、EXCELで計算できる利点がある。

4.プレイ開始
(1)ターン1
 (A)労働者の配置

    タイルは2種類あり、1辺に3人の表示があるタイルは11枚中2枚しかなく貴重なので効果が最大に
    なるまで手元に持っておくのが良さそうである。
    そうなら選ぶ労働者は1つしかないので(1でも2でも同じ)、配置する場所を決める。
    候補は6ケ所あり、タイルは90度回転して使えるので6✕4=24通りの選択肢がある。

    なかなか悩ましい。ここは消去法で候補を減らす。
    (a)労働者のいない辺は無駄になるので、すでにあるジャングルとは接続しない。
       ①は3,②は2,③④は3,⑤は2,⑥は3の16通りに候補が減る。
    (b)タイルの拡張を考えると②⑤に1辺が無駄になるタイルを置くのは良くない。
       4方向とも労働者の居るタイルが11枚中4枚はあるので、それが得られるまで保留する。
       ①③④⑥の12通りに減る。
    (c)同様に①④の左右、③⑥の上下方向にはジャングルを配置する事を考えると、その方向に
       労働者のいない辺を置くのは良くない。
       ①③④⑥✕1の4通りに減る。
    (d)既存のタイルと接続する人数は2人となるので、その効果を考える。
       ①⑥はカカオ2つ採集できる。③④は市場に売るカカオが2つないと無駄になるが、
       次のジャングルタイルを張っても2つは得られない。
       従って①か⑥の2通りに減る。形状から見て同等なので、今回は①にする。

   main画面で削除労働者番号のプルダウンメニューで1を選び、労働者削除ボタンを押す。
   そうすると労働者1の表示が消える(下図)。

   プレイエリアで労働者1を上記検討結果に沿って貼り付ける(下図)。

次回へつづく

<個人的な感想>
いや~、始めから長考したくなる場面である。