つづき
下図の白兵戦を行う場合は、まず士気チェック用EXCELシートとpythonプログラムで士気判定することにした。
オーストリア軍の攻勢射撃で下図の射撃用シートに結果が出た後に、pythonで士気チェック用シートに
必要なデータをコピーする。防御側が射撃で混乱しているものは除外する(VASSALにて手動で後退させるので)。
下図の実線枠内にコピーした内容が設定される。なお、防御側戦力数は射撃で受けた損失を減算している。
通常は点線枠内の情報を入れる必要がないので(平地で正面から強襲する場合)、
そのままpythonプログラムで士気判定できる。
判定結果は上図の最後3行に表示される。
B列のユニットは攻撃側が士気チェックに失敗したので、白兵戦は行われない。
CとD列のユニットは攻撃側と防御側ともが士気チェックに成功したので、白兵戦を行う。
E列のユニットは攻撃側が士気チェックに成功、防御側が失敗したので、白兵戦は行われない。
防御側は混乱して3移動力後退し、攻撃側は防御ユニットの位置に前進するかその場に留まる。
pythonプログラムの追加部分は最後に示す。
次回へつづく
<個人的な感想>
射撃戦に続いて白兵戦を行う際に、ユニット数が多いと士気チェックは面倒である。
上図のように8ケの歩兵がある場合、手動で支援ツールを動かすと7分ぐらいはかかる。
今回のコピーと判定プログラムを使うと20秒ぐらいで判定できる。
大幅なプレイ時間短縮が期待できる。