今回は、砲兵の密集目標補正、超有能な指揮官の補正を追加する。
1.密集目標補正
(1)補正方法
下記の通りである。(ホームページの砲兵ル-ルの変更 8 密集目標の補正)
1)砲兵戦力が2を超える場合に1戦力当たり4.5の賽の目補正をする。
2)小数点以下がある場合(4.5など)には、切り上げる(5とする)。
(2)改修内容
(A)射撃シートのC列4行目に特殊補正欄を追加する(下図の赤枠)。
目標が砲兵の場合に1、その他の場合に空白を入力する使い方とする。
(B)VBAではなく、EXCELのF列2行目に上記(1)の計算式を追加する。
砲兵の賽の目補正を計算するG列18行目の計算式に、F列2行目の参照を追加する。
2.超有能な指揮官の補正
(1)補正方法
下記の通りである。(ホームページの砲兵ル-ルの変更 9 超有能な指揮官の補正)
1)対象となる指揮官は、以下の通りとする。
フランス軍 : ナポレオン、セナルモン少将、ドルーオ少将
連合軍 ; なし
2)補正内容
射撃時の賽の目を+9、 敵の白兵戦時士気チェックの賽の目をー5とする。
但し、ナポレオンの場合は、+9→+12、-5→ー8とする。
(2)改修内容
(A)新規に超有能指揮官シートを追加し、補正値を記憶する(下図)。
(B)射撃シートのC列3行目に特殊補正欄を追加する(下図の赤枠)。
超有能な指揮官の場合に1~3、その他の場合に空白を入力する使い方とする。
(C)超有能指揮官シートから上記(B)の入力値に対応する射撃補正値をVBAで求め、
G列3行目に設定する。砲兵の賽の目補正を計算するG列18行目の計算式に、
G列3行目の参照を追加する。
次回へつづく
<個人的な感想>
単純な計算式の反映ならば、VBAではなく、セルに計算式を入力する方法が簡単である。
複数の条件で値を求めるならば、VBAを使う方法が簡単である。場合に応じて方法を選択
できる点が良いと感じた。
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