前回のつづき。
<補給失敗確率Xntの変更>
以前に検討した際には、9ターン毎の補給時に判定する為の基準値である。今回は、
毎ターンの射撃時に判定する為のものであるので、単純には9で割った値を使えば良い。
しかし、9~23%としているものを1~2.5%にしたのでは、余り補給切れの頻度が
小さすぎるように思う(単なる感じであるが・・・)。ここは雰囲気重視で見直しする。
フランス基本、オーストリア基本で6.4~10.3%の範囲にした。
<バタイユゲーム支援ツールの改修>
1)射撃シートに国別種別を指定する欄を追加する。大砲の種類と国種別から補給失敗の
確率を検索し、乱数がこの値を下回ったら補給切れで射撃不可の判定を追加する。
2)大砲の種類と国種別から決まる補給失敗確率は、補給補正2シートを追加して参照する。
なお、フランス軍に3ポンド砲はないが、オーストリア軍の捕獲品をベルナドット軍団が装備
した例があるので、オーストリア軍の確率を流用して使う事にした。
<個人的な感想>
まずは小規模の戦いでプレイテストして評価する予定。特に、補給失敗確率の指定値が
大き過ぎるかどうかがポイントになる。余りに補給切れが頻発するのは、史実に反するので。
以前にMarshal Enterprisesに参加していたNeylan氏が纏めた砲兵の補給に関する見解
でも、軍団長レベルの指揮では補給切れで困った事例が見当たらなかったとの事。
<リンク>