装備品調達体制の確立の為に、まず自前工場の在庫管理方法を検討する。
1.現状
(1)管理方法
今は自前工場に輸送船を1隻常駐させている。時々手動で下記の
ステーションパラメータ調整を使って、工場の在庫を輸送船に移動する。
移動する製品を選し、→キーを押して工場(Stock)から船に移動する数を決める。その後にenterキーで移動完了。
(2)問題点
(A)手間がかかる事である。出来れば自動交易のように自動化したい。
(B)工場を自由に交易できる設定にしているので、油断していると蓄積したい製品が
NPCに買われてしまう。交易を禁止すると在庫がMAXになり生産を停止してしまう。
2.自動化の検討
(1)基本的な考え方
(A)最終集積所
最終的には、巨大輸送船(TL)に必要な装備品を集積する。収容する容量が一番大きい事が
理由である。交易ステーションや、装備ドックは容量が巨大輸送船に比べて小さい。
(B)自動化に使えそうなMOD
次の2つが候補になる。
(a)Commodity Logistics Software MK1
(b)Commodity Logistics Software MK2
2つの違いは、次の通り。
MK1は補給元(Max3)が自前の工場で、補給先(Max5)は自前か他人の工場である。
MK2は補給元、補給先とも自前でも他人でも良い(Max8)。
但し、どちらもパイロットのランクにより制限がある(*1)。
初めのランク(Apprentce)では、補給先に交易ステーション、装備ドック、巨大輸送船が選べない。
次のランク(Courie)では、補給先に巨大輸送船が選べない。
3番目のランク(Supplier)以上で補給先に巨大輸送船を選べる。但し、巨大輸送船は造船所などに
停泊している必要がある。宇宙を航行中であると(速度=0でも)、補給できない。
ランクを上げるには、輸送業務をこなして実績を積む必要がある。
(2)自動化の可否
結論から言えば、自動化は可能である。課題となった項目を以下に整理する。
(A)パイロットのランク(*1)
自前工場の生産品は最終製品なので、補給先は交易ステーションしか選択の余地がない。
それでは上記の制限により、パイロットが働けないので、初めのランクから上げられない問題が生じる。
解消方法は、まず自動交易に従事させて、ランクが3番目以上に成長したら、仕事を補給業務に
転用する事である(パイロットのランクの扱いがEST,CAG,CLSで共通な為)。
(B)工場を交易禁止にした場合の在庫対策
上記(A)によりパイロットランクが3番目以上ならば、交易ステーションに補給できるので、
他人の交易ステーションに販売する。価格は、当面平均値(工場と同じ)で様子を見る。
但し、蓄積する装備品は除外して、巨大輸送船に補給する。
(C)使用するMOD
MK2の方が、設定が分かり易いので、これを使う。
(*1)最新版では、この制限が廃止されている。初めのランク(Apprentce)でも交易ステーションと
巨大輸送船へ製品を運べている。下図は、その時のパイロット情報である。
<個人的な感想>
パイロットのランクの制限が厳しいと感じたが、作者も考え直したようである。その為、
余り必要のない交易業務を研修しなくても初めから補給業務ができるのは嬉しい。