VASSAL用マップを紙地図から作成(20)

前回のつづき

8)基準HEX画像の作成

  前回までのように、HEX位置ズレの計測を行ってから画像修正する方法は手間が

 かかるので、見た目でも修正できるように基準HEX画像を作成する。

 A)画像編集ソフトでフルマップ4枚と同じ大きさ(14400×9400画素)の白画像を作る。

 B)VASSALで読込んだ地図画像を上記白画像に変更する。

 C)VASSALのHEX編集画面(下図)でHEXの色を赤にする。

  

 D)VASSALのゲーム画面で背景色白に赤いHEXが描画されている事を確認し(下図)、

  PNG形式でマップを出力する。

 

 E)出力された画像は、何故かサイズが7200×9400画素の2ファイルになる。

  これはVASSALが自動的に分割出力している為である(理由は不明)。

  そこで、2つの基準画像を使う事にする。

  a)4マップ用基準HEX画像

   7200×9400画素の2ファイルから14400×9400画素の画像を作る。

   これを4マップの位置合わせの基準に使う。下図のように(100%表示)右上地図の

   HEX位置合わせの基準として使える。

  b)1マップ用基準HEX画像

   7200×9400画素の1ファイルを下図のように(200%表示)、フルマップ1枚の範囲内で

  6画像の位置合わせの基準に使う。

 

<個人的な感想>

 基準HEX画像を使って位置合わせをした方が、見ながら作業できるのでやり易いと思う。

位置ずれを計測して画素数だけ移動する方法は、位置合わせの確認を別に行うので

結果が分からずに作業する事になり、今一つ不安が残る。

 

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