VASSAL用マップを紙地図から作成(7)

前回のつづき

4)画像の回転

  回転する角度と方向は試行錯誤になる。

  前回のオリジナルではX4,Y4の位置ずれが大きく、特にX方向のずれを

 小さくするためには時計回りに(プラス方向)回転するのが良いと思われる。

 +0.02度回転した画像でオリジナルの4点と同じ個所のX,Y座標を

 読み取り、補正後1に入力して、その効果を調べる。

 

上記の補正後1の偏差から、回転の効果は次の通りと推測される。

 

<個人的な感想>

 X4,Y4の位置ずれが改善されている。しかし、その代わりにX3,Y3の位置が4画素にずれが拡大

しているので、これ以上の回転は逆効果になる可能性が高い。その為、これで補正終了とする。

(最大のずれが5画素未満でもある。)

補正が必要ないレベル(ずれが全て5画素未満)の場合もあるが、補正が必要な場合は

回転を数回して最も良さそうな角度を捜す事になるので、時間がかかる。この作業が

画像補正作業で一番長く、判断も悩ましい所である。中には5画素のずれでも諦める

しかない場合もあるし、再スキャンしてやり直す場合もある・・・。

 

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