前回のつづき
3)画像の回転確認
A)確認箇所
スキャナの読み込み時に傾いて読み込まれる場合が多いので、その程度を
確認する。確認箇所は、次のように地図の4隅に近いHEXの頂点4ヶ所である。
画像編集ソフトで4点のX,Y座標を読み取る。私の場合はGIMP2を使い、
表示を200%に拡大してからマウスを頂点に合せて座標を読み取る。
B)4点の座標からX,Y方向のずれを計算
私の場合は、EXCELで次のような表を作っている。
まず、オリジナルの欄に4点の座標を入れる。Y偏差はY1-Y2,Y3-Y4を計算し、
X偏差はX1-X3,X2-X4を計算している。
上記オリジナルの場合、地図は次のように歪んでいると推定される。なお、横方向はX2-X1、
縦方向はY3-Y1を基準の長さとしている。
<個人的な感想>
実際に読み込まれるのは長方形が回転したものではなく、上記のように歪んでいる。
横は3307画素、縦は2338画素の中の数画素のずれではあるが、馬鹿にできない。
経験上は5画素未満に収まるように画像を回転して修正する必要がある。