乱数の見直し

 以前に乱数を使った賽の目で記載したEXCELの乱数関数を使って

バタイユゲーム支援ツールを製作した。しかし、製作中に賽の目の

偏りが感じられたので、見直す事にした。

WEBで調べた結果、下記のホームページにお世話になりました。ありがとうございます。

 ・良い乱数・悪い乱数

 

 メルセンヌ・ツィスタのホームページからダウンロードして使ってみたが、次の点で

使い難いと感じた。

 ・予め決められた数の乱数を作るのは簡単であるが、1操作毎に1ヶの乱数を

  作る方法が良く分からない・・・。

 ・ユーザーがEXCELにアドインソフトとしてインストールする必要がある。

そこで、良い乱数・悪い乱数からリンクされているVBA版を使わせて貰う事にした。

これなら、1操作で1乱数が簡単に発生させる事ができるし、アドインソフトも不要である。

 

 今まで使ってきたEXCELの乱数関数と上記VBA版との違いは、以下の通り。

比較条件:1〜36までの乱数を100回発生させて、その頻度を比較する。

1)回数で比較

 A)EXCELの乱数関数

   100回の中で1回も出なかった数が3ヶ(9、23、30)あるのが、気になる。

 B)VBA版メルセンヌ・ツィスタ

   最低でも1回は発生しているので、良さそうに思える。

2)平均回数からのずれで比較

 A)EXCELの乱数関数

   約2回以上ずれる場合が15例ある。

 B)VBA版メルセンヌ・ツィスタ

   約2回以上ずれる場合は8例ある。これは上記EXCEL乱数の半分である。

<個人的な感想>

 VBA版メルセンヌ・ツィスタの方が、かなり良いと思う。バタイユゲーム支援ツールを

これに変更するように改修予定である。賽の目を使う箇所は全てになるので、

改修量が大きい・・・。共通化を図って見直しをした方が良いかもしれない・・・。

 

<リンク>

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