Clash of Armsの基本ルール第3版をLa Bataille D’Auerstaedtに
適用する場合に色々な疑問があると松浦さんがブログで述べている(その12)。
私なりの回答を以下にメモしておく。
Q1. 騎兵が横隊、あるいは拡張横隊になるメリットは?
A1. 2つあります。
1つ目は射撃防御力が6から8に上がる(下図)。
2つ目は機会突撃と反応突撃の範囲が広がる。→最後の[参考1]に記載。
話は逸れますが、散開隊形になると歩兵の移動制限範囲を作れる。→最後の[参考2]に記載。
Q2-1. 前進する気が無ければ士気チェックはしないでもいい?
A2-1. しなくてもいいです。
Q2-2. 士気チェックに失敗したら?
A2-2. 混乱し、移動力の半分だけ後退します。p18のPre-Melee Morale Checkに記載されている。(下図)
Q3. 騎兵の(左上の括弧付きの数値)は?
A3. 散開隊形時の射撃力です。
第3版ルールはp3(下図)、p11(下図2番目)のように簡単にしか書いていません。
第2版のp5(下図)の方が分かり易いです。散開隊形の時しか射撃できない。
(第3版で意味の変更はない)
第3版の複数目標に対する射撃の説明もp11(下図)のように簡単にしか書いていません。
第2版のp15(下図)の方が分かり易いです。
複数の目標がZOC内にいる場合に、各目標を全て全射撃力で射撃できる。
Q4. 集団目標で砲兵は1インクリメントで4インクリメントと数える?
A4. ルールに明記されていません。対砲兵射撃は気にしていないような。
ハウスルールで決めれば良いと思います。
例)2ケ中隊(戦力4)が1HEXに居る場合
4戦力✕4砲兵修正値=16なので16-9=6の賽の目補正をする。
かなり命中率が高くなる。 kataさんの指摘を受けて訂正。2026/2/3 9:30
数えないほうが正解です。また、展開隊形時の損失は偶数の場合に限定され、更に半分の値になります。
なお、賽の目が65,66は全滅。ルールp16,17(下図に引用)。
[参考1]突撃範囲の拡張
縦隊では下図の範囲になる。濃い色範囲は機会突撃(対歩兵用)、薄い色範囲は反応突撃(対騎兵用)。
フランス軍歩兵のハッセンハウゼン村迂回機動に影響を与えないし、
フランス軍騎兵の突撃にも反応できない。(向きに依るが)
拡張横隊では下図のようになり、フランス軍歩兵のハッセンハウゼン村迂回機動を阻止(機会突撃)できるし、
フランス軍騎兵の突撃にも反応できる。
なお、連隊ではなく中隊に分割した方がプレイしやすいと思う(*1)が、次の課題がある。
1)中隊ユニットを自作する手間がかかる。
2)オリジナルの第3版ルールから外れるので、プレイバランスが崩れるかもしれない。
*1 1806年プロシア軍のユサール騎兵連隊に中隊を使った例を記載する。(連隊と中隊の関係も記載)
[参考2]歩兵の移動制限範囲(フランス軍騎兵の突撃には反応できない)
散開隊形では下図のようになり、フランス軍歩兵のハッセンハウゼン村迂回機動に制限を掛けられる。
濃い色範囲は敵歩兵の移動力に+3、薄い色範囲は+2の追加消費を強制できる。
更に水色太線内の濃い色範囲は射撃力7,薄い色範囲は射撃力3.5で敵歩兵を射撃できる。
→フランス軍歩兵は移動制限範囲を抜けるのに8移動力を消費し、その間に3.5射撃力で2回の射撃を受ける。
損害を受ければ士気チェックが発生して混乱になる可能性もある。その意味で迂回機動に制限を掛けられる。










