トリプラネタリー支援ツールを元に改修するので、主な違いをメモしておく。
1.プレイ手順
(1)航行フェーズと移動フェーズが合体する。
(2)兵器の発射フェーズは攻撃フェーズの後になる。
(3)補給フェーズがなく、代わりにコンピュータープログラミングフェーズが追加になる。
2.移動
(1)通常の船は燃料制限がない。小型船とミサイルは燃料制限がある。
トリプラネタリーが1HEX1150万Km(地球と太陽の距離から計算)であるのに対して、
メイデイは1HEX30万Kmと約38倍の違いがあるので納得。
3.攻撃
3.1砲撃
(1)攻撃値/防御値の比と賽の目から決める代わりに目標の種別(大型、小型、ミサイル)と
賽の目で決める。砲数分命中判定を繰り返す。
(2)賽の目修正から速度ベクトル差が無くなる。(正面からの砲撃が有効になるのは大きい)
(3)賽の目修正はコンピュータの機能の多数項目を反映する。
(4)損害の部位が指定される。(トリプラネタリーでは一時的に全機能が停止する)
なお、自家製ルールで近距離では目標部位を指定できるようにする。
(5)命中率を下げる煙幕のような装置(結晶砂散布)があり、賽の目補正に反映される。
3.2ミサイル
(1)種別が多く、自分で部品を好きに組み合わせで製作出来る。シナリオにより費用による制約があるので、
部品の組み合わせで購入金額を計算するツールが必要である。
ツールでは1艦当たり3種類まで装備すると制限を付ける(処理と入力の簡素化の為)。
(2)ミサイルの燃料、損害管理が必要になる。
(3)コマンド型の起爆時に接触/近接の選択ができるようにし、対応する賽の目補正も行う。
(4)砲撃の対象になる。(トリプラネタリーでは魚雷は対象外)
(5)砲撃と同様に、命中率を下げる煙幕のような装置(結晶砂散布)があり、賽の目補正に反映される。
3.3衝突
(1)速度差を賽の目補正に追加する(自家製ルール)。
4.コンピュータープログラミング
(1)簡易版とオプション拡張版の2つのルールがあり、今回は簡易版にする。
支援ツールとしては賽の目補正に若干の追加が必要になるだけ。
<個人的な感想>
コンピュータープログラミング オプション拡張版は煩雑過ぎて使う気にならない。
トラベラーの世界を反映しているのだろうが、このゲームではバランスが悪いと思う。
まるで1艦の武器管制担当になったようで、状況に応じて何を優先してコンピュータに
処理させるかを悩むのが仕事になる・・・。
このゲームでは数個の艦を操作する戦隊司令官の役割になるので、
数人の武器管制担当を兼任するのは無理である。