第5.1次辺境戦争支援ツールのテストプレイ(12)

つづき

1.12 艦隊再編成
     Chronorにいる艦隊・戦隊を再編成してジャンプ距離を3にする。
     それ以外は戦隊の集合でChronorを守る。
     なお、半壊の戦隊がある場合は、順序を後ろに下げて損害を受けにくいようにする。

1.13 ゲリラ状況
     JEWELLの作戦モードを公然に変える。(下図)
     これでJEWELLはゾダニ軍の支配下に入る。

1.14 計画作成
     艦隊シートで補給を終了してから計画の作成を行う。
     (ジャンプできる距離が決まらないと計画を立てようがない為)

1.14.1 ゾダニ軍
      作戦方針に沿って移動し、ゾダニ軍本隊はLysenを目指す。
      Chronorにいる第28艦隊は下図のルートでJEWELL移動する。


1.14.2 帝国軍

(1)作戦方針
   敵艦隊は味方の約4倍の規模なので、正面からの決戦は無謀である。
   敵が近くに来たらReginaの艦隊は星系防衛を諦めて補給基地方面に後退する。
   EFATEの艦隊とジャンプ距離が1の戦隊は敵の予想進路(Reginaから補給基地)から
   外れた星系に退避し、機を見て敵の補給線を遮断するゲリラ戦を行う。
   ジャンプ距離が2の戦隊は補給基地方面に後退するが、敵に追いつかせそうなら
   上記ジャンプ距離が1の戦隊と同じ行動をする。
   防衛大隊以外の地上部隊は艦隊に搭乗させて同行させる。

(2)具体的な指示
   第18艦隊 :敵がReginaから3HEX以内に近づいたらRech、Tureded、JarTeronaへ後退する。
   第23艦隊 :敵がGrantに侵攻したらBoughheneへ後退し、敵主力がReginaを通過したら
          EFATE,Alell,Whangaのどれかに進出して敵の補給線を遮断する機会を伺う。
   第43艦隊 :周囲の戦隊を吸収してJarTerona補給基地防衛に専念する。
   第100艦隊:周囲の戦隊を吸収してIcetina補給基地防衛に専念する。
   Alell戦隊 :LOUZYへ移動する。(できるだけ敵をReginaから離すため)
   Feri戦隊  :Beck’sWorldへ移動する。(できるだけ敵をJarTerona補給基地から離すため)
   Wochiers戦隊  :できるだけJarTerona補給基地近傍のZIVJEまで後退し、当地の戦隊と合流する。
   Regina戦隊  :Extolayへ後退し、当地の戦隊と合流する。
   Extolay戦隊  :Regina戦隊と共同して敵の補給線を遮断する機会を伺う。
   ZIVJE戦隊  :当地に留まり、敵の補給線を遮断する機会を伺う。
   POROZLO戦隊  :第43艦隊に入る。
   Equus戦隊  :第100艦隊に入る。
   各偵察戦隊 :敵の予想進路(Reginaから補給基地)近傍に進出し、補給線を遮断する機会を伺う。
          特に敵地上部隊の壊滅を狙う(戦力1の星系守備隊など)。



次回へつづく

<個人的な感想>
帝国軍の作戦は悩ましい。ナポレオンのロシア遠征時のロシア軍のように国内に敵を引きずり込んで
補給線を脅かして戦闘力の低下を図ることにした。
なお、ナポレオンのロシア遠征のように焦土戦術+雪による補給困難は模擬するのが簡単ではないので
今回は見送る事にした。

Wochiers戦隊は立ち入り禁止星系ALGINEを通過しないと後退できないが、非常事態とは言え
管轄する部署から簡単に許可が降りないと仮定する。
その為、通過するには賽の目で1を出す必要がある(偵察戦隊の戦闘回避を借用する)事にする。
単に雰囲気を出すだけの自家製ルールであるが、面白そうなので試してみる。