今回の渡河戦の結果を纏めると次のようになる。
オーストリア軍 | ザクセン軍 | |||||
歩兵 | 騎兵 | 砲兵 | 歩兵 | 騎兵 | 砲兵 | |
初期兵力(*1) | 4100人 | 1200人 | 14門 | 1400人 | 100人 | 8門 |
戦闘による損失(*2) | 500人 | 0人 | 0門 | 400人 | 0人 | 0門 |
渡河時の損失(*2) | 400人 | 0人 | 0門 | 0人 | 0人 | 0門 |
全滅した部隊 | 2ヶ大隊 | なし | なし | なし | なし | なし |
(*1)オーストリア軍の騎兵と砲兵は働かなかったので、実質は歩兵部隊のみ。
(*2)歩兵1戦力100人、騎兵1戦力50人で計算したゲームで失った人員を2で割ったもの。
今回の敗因は次のようなものが考えられる。
1)オーストリア軍の砲兵による援護がない。(指揮の誤り)
2)大規模な渡河を行っても援護がないと個々に撃破される。(指揮の誤り)
3)渡河戦はリスクが大きい。(どうしようもないので、軽減する戦いの検討が必要)
4)戦列歩兵は湿地には進入できないので、渡河できる場所が狭い(4HEX)うえに、
舟橋中隊が邪魔で援護できる場所がなくなる。(地形的な制約と工兵運用が不適切)
プレイテストで気付いた”ルールに追加する補足”は、次のもの。
1)夜間は渡河禁止とする。暗い中で増水した河川を泳ぐのは危険すぎるので。
2)夜間前に渡河した部隊が、夜間戦闘で川を渡る後退を強要(混乱、潰走)
された場合は、降伏とする。
3)日没後は、まだ明るさが残っているので渡河可能とする。
<個人的感想>
渡河戦は面白かった。思うような戦況の流れにならないが、悪くなったり
良くなりそうになったりハラハラする雰囲気は好みである。
今回は、舟橋中隊が南岸部分の橋を完成させた後に、北岸側の作業を
守る為に歩兵部隊を渡河させる作戦を取ったが、上記の敗因のように
無理が重なって敗北した。次も戦うとしたら、どのような作戦が良いか
検討するのも意味があると思うので、次回に記載する。
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