第5次ラシンの戦い(1)

今回の目的はバタイユゲーム支援ツール強化版改修30から35の確認と
次のルールの確認である。なお、第1版(無料版)でプレイする。
A)建設工兵が砲撃目標になる場合
B)オーストリア軍の横隊補正
C)薄明と夜の戦闘

1.シナリオ
  上記の目的確認の為にオリジナルシナリオ3を次の通りに変更する。
(1)両軍部隊の編成と配置は自由とする。
(2)終了時刻は決めない。(夜間戦闘を続行する為)
(3)舟橋中隊は第7軍団直轄から前衛旅団に移し、行動範囲制限を外す。
   また、舟橋作業中は砲撃の対象とする(オリジナルルールでは砲撃禁止)。
(4)勝利判定は第4次ライシンの戦いと同じとする。

2.戦闘序列(OOB)
  下図の様に編成する。

3.両軍の作戦方針
3.1ポーランド軍
(1)ラシンの橋周辺に前衛、予備、騎兵部隊を配置し、ここを重点的に守る。
(2)MichalowiceとDawidyの橋周辺には右翼、左翼部隊を配置する。
(3)Dawidy西の高台にはザクセン旅団を配置し、舟橋の製作を妨害する。
  舟橋の製作がない状況なら予備部隊として増援要請があれば移動する。

3.2オーストリア軍
(1)Dawidy西の高台には前衛旅団を向かわせて舟橋の製作し、橋頭堡を築く。 
(2)他の全軍はラシンに向かい。ここを突破する。MichalowiceとDawidyの橋は無視する。

4.両軍の配置
  3ターン経過後(14:40終了時点)の配置は下図の通り。

<個人的感想>
MichalowiceとDawidyの橋を無視した理由は、過去の戦いでポーランド軍に
この陣形を組まれるとオーストリア軍1ケ旅団では突破できなかった為である。
そこで主攻撃と牽制攻撃の2ケ所に絞り、主攻撃に戦力を集中させたほうが良いと考えた。
ポーランド軍は3ケの橋周辺に橋頭堡を築かせないために、どうしても部隊を
各々に派遣する必要があるのでラシン周辺の戦力は手薄になる。そこを突けば勝てるはず・・・。

舟橋作業中は砲撃の対象とした理由は、オリジナルルール(砲撃対象外)に納得いかない為である。
舟橋建設は脅威であるので砲撃する方が自然である。ライプツィヒの戦いでは橋の修理中であれば
建設工兵も砲撃対象(射撃防御力5)となっているので、それを流用した。
オーストリア軍としては、敵砲兵を無力化しないと舟橋作業に着手できない。
そこで、砲撃と歩兵の渡河後に白兵戦を仕掛ける必要が生じる。
月の照度19%は夜間戦闘が可能であるが、増水した河を渡るのは危険な為に禁止とするので、
渡河の時間制限(薄明まで)は悩ましい。簡単には舟橋を作れない所が面白そうである。

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