ヴォーシャンの戦い再スタート(7)

<14:00開始時点の状況>
<全体図>

<右側拡大図>

<左側拡大図>

<14:40終了時点の状況>(3ターン経過後)
<全体図>
包囲網は左下に裂け目があり、プロシア軍が拡大を試みている。
プロシア軍は歩兵4ケ大隊が全滅、6ケ大隊が降伏、1ケ大隊が潰走中で士気レベルが2から1に向上した。
また砲兵2ケ中隊が全滅、1ケ中隊が降伏、1ケ中隊が潰走中で、騎兵3ケ連隊が全滅、騎兵2ケ連隊が降伏した。
ロシア軍は歩兵5ケ大隊が全滅、4ケ大隊が降伏、2ケ大隊が潰走中で第9軍団は士気レベル3、
第10軍団は士気レベルは1のまま変わらない(捕虜となっても視界内の為に全滅・潰走扱いではない)。
フランス軍は歩兵2ケ大隊が全滅、歩兵4ケ大隊が潰走中で、第4軍団第7師団の士気レベルが2
第6軍団は0で変わらない。
ナポレンと親衛隊歩兵・砲兵が最前線近くに到着したが第6軍団の予備歩兵が十分な為、
投入は当分行わない。ナポレオンは現在の戦況を見て、副官のビラデリ(Billarderie)少将を騎兵第1軍団長の
グルーシー少将に派遣し胸甲騎兵3ケ連隊を配属してプロシア軍脱出口を閉じさせるように命令した。
15:00にビラデリ少将が皇帝司令部を出発するので、分遣隊を指揮できるのは15:20からになる見込み。

<右側拡大図>
プロシア・ロシア連合軍はフランス軍騎兵に対抗するために7ケの方陣を作っていたが、
砲撃と歩兵強襲の為に今は2ケに減っている。
脱出待ちの歩兵が密集しているので、何とか少ない戦力で防衛線を作っているが、
フランス軍が騎兵突撃を行えば大惨事になる可能性が高い。

<左側拡大図>
ブリュッヒャー元帥がユサール騎兵連隊を陣頭指揮して突破口を開いたが、十分に広くないので
未だ脱出できた部隊はいない。脱出口の近くに捕虜となった部隊が2ケあり、両軍の邪魔になっている。
潰走から回復したプロシア軍郷土防衛隊騎兵シレジア第8連隊が近づいているが、
ブリュッヒャー元帥の今の指揮範囲は旅団長と同等(司令部機能はグナイゼナウ中将が掌握中)なので、
まだ指揮下にない。それでも、この2ケ連隊で脱出口を広げるように試みる。

<個人的な感想>
会戦の勝敗はフランス軍の勝利であるが、包囲された部隊がどれだけ脱出できるかに
焦点が絞られている。
ナポレオンの命令による胸甲騎兵連隊3ケが戦場を半周して脱出口を閉ざせるか、
それまでにプロシア・ロシア連合軍が脱出できるか、時間との戦いになる。