ヴォーシャンの戦い再スタート検討

ヴォーシャンの戦い(4)の後で増援部隊の到着時刻間違いに気づき、
また戦況が史実と大きく違っているので最初からやり直すことにした。

1.問題点
(1)9:00の増援でフランス軍親衛隊騎兵師団が4ケ連隊全て登場したが、
  Garde d’Honneur連隊のみが正しい。残りは11:00に別の入口から登場する。
  →自分の勘違いであった。

(2)戦況が史実と大きく違っている。
  史実ではブリュッヒャー元帥の主力がヴォーシャン付近まで進出して
  プロシア軍前衛旅団と合流に成功している。
  今回のプレイではプロシア軍前衛旅団が単独で包囲されており、救出困難な状況である。

2.対策
 上記1.(2)となった原因はフランス軍第2騎兵軍団と第4軍団第7師団の増援が早い為である。
 そこで、この部隊の増援時刻を遅くすると共にブリュッヒャー元帥の主力行動開始時刻を
 9:20固定にする。

 ブリュッヒャー元帥の主力先頭がヴォーシャン付近まで進出するには道路上では60HEX移動する必要がある。
 泥濘の影響で歩兵なら平均1移動力を失うとして、移動力7の歩兵なら(7-1)✕2=12の道路上移動力で
 5ターンあれば先頭部隊がヴォーシャン付近まで進出できる。
 初期配置位置から道路上への移動と行軍隊形変更として1ターン追加も考えたが、フランス軍の増援は
 ヴォーシャン付近ではなく離れた位置から進入するので、同等と見なして1ターン追加はしない。
 結論として、フランス軍第2騎兵軍団と第4軍団第7師団の増援は9:20(*1)から5ターン経過後の11:00とする。
 更に、両部隊とも定刻ではなく可変到着(遅延の可能性がある)とする。

 (*1)ヴォーシャン方面の砲声有無に関係なく、連合軍は前衛と合流する為に9:20に前進命令を出す。

3.その他
  プロシア/ロシア軍の部隊配置制限を以下の通り変更する。理由は、
  自分が最高指揮官として自由に配置したい為とゲームデザイナーの
  オリジナルルールから外れてプレイするのでデザイナーの想定するプレイ状況とは
  違ってくるので位置制約は意味がなくなる為。
(1)プロシア軍前衛の騎兵旅団はヴォーシャン村破線外でも自由に配置できる(歩兵は破線内とする。)
(2)上記以外のプロシア/ロシア軍はシャンポベール村HEXから5HEX以内なら自由に配置できる。
(3)全てのユニットは自由な隊形で配置できる。

4.参考資料
  下記のWEBページにお世話になりました。ありがとうございます。
 ・Battle of Vauchamps

<個人的な感想>
史実に忠実な戦況を作るよりも、似たような雰囲気でプレイできれば十分楽しい。
制約を受けながら史実に沿ったプレイを強要されるのは楽しくない。
そこで雰囲気重視でルールも変更するのが自分の考えである。