ツェッペリンはエンジン故障が多く、平均で1ターン1つは故障している。
そこで、この状態を考慮した改修を2つ行う。
1.背景
(1)故障修理
航空機からの攻撃時にエンジンの故障数が命中に大きく影響する。
複数のエンジンが故障したときは、複数の修理チームで各々修理するのは
合理的と考えた。改修前は1機器1修理チームに固定していた。
(2)航空機攻撃
エンジン故障が1ケか2ケの場合は敵機の賽の目補正が+1となっている。
2.概要
(1)故障修理
下図の例のように2ケのエンジンが故障中であれば、2つの修理チームが
修理できるようにする。3ケ故障中なら3チームが可能である。
(2)航空機攻撃
エンジン故障1ケの場合は補正をしないようにする。
この場合、賽の目補正-3と同等となり、2回まで攻撃した時の加重平均は史実23.3%に近くなる。
敵機の先制攻撃 自機の防御射撃後
通常(1916年4月まで) 5.6% 4.2%
Brock/Pomero(1916年5月から1917年1月まで) 15.3% 9.7%
Brock/Pomero Mk2(1917年2月から1917年10月まで) 22.2% 15.3%
Brock/Pomero(1917年10月からゲーム終了まで) 17.8% 22.2%
各期間(月数)を掛けた加重平均 15.4% 11.4%
2回攻撃 先制攻撃あり:28.5% 先制攻撃なし:21.4%
<個人的な感想>
通常は次のターンで修理しても問題ないので1機器1修理チームで良いと考えていた。
しかし、航空機攻撃時にエンジンが故障中だと命中数が多くなるので、早急な修理が必要である。
航空機攻撃についてはテストプレイPart5で少し命中数が大きいと感じたので、
エンジン故障1ケの場合に限り修正しても良いと考えた。