つづき
5.補足
各生成方法の10回目の測定データとグラフを1例として示す。
5.1メルセンヌ・ツィスタ
この例では賽の目のばらつきと連続回数(2連続)は悪い方だが、3から5連続回数は理論値に近い。
5.2PCG
この例では賽の目のばらつきは良い方だが、2から5連続回数は理論値からは遠い。
5.3Xoshiro128+
この例では賽の目のばらつきと4から5連続回数は悪い方だが、2と3連続回数は理論値に近い。
5.4VBA乱数(Rnd関数)
この例では賽の目のばらつきと4から5連続回数は良い方だが、2と3連続回数は理論値からは遠い。
6.参考資料
下記のWEBページにお世話になりました。ありがとうございます。
・numpy.randomではGeneratorによる疑似乱数生成のほうが良い
・Xorshift から派生した擬似乱数生成器
・Python版Xoshiro128+
7.その他
メルセンヌ・ツィスタとVBA乱数については過去に比較した事があり、
VBA乱数からメルセンヌ・ツィスタに改修した。
・乱数の見直し
<個人的な感想>
賽の目が連続する回数が理論値に近い場合は、賽の目のばらつきは悪くなるように思う。
賽の目のバラツキが良く、賽の目が連続する回数が少ないほうがゲームをプレイする際には
良いと思える(理論値とは遠くても・・・)。