世界SF全集〈第32巻〉の最初の接触が面白かったので、同じ作者の
”わすれられた惑星”を図書館で借りて読んでみた。
後で気付いたが少年向けの本らしい。
しかし、内容は普通に面白い。
不意に小学生の頃に学校の図書館で海底2万マイル(ジュール・ベルヌ)を
読んだことを思い出した。たぶん、これが最初の読書であり、とても面白かった記憶がある。
その後SFファンにならなかったのは、当時は家の外で遊ぶことが多かった為と思う。
中学校に入ってからは感想文の宿題として友情(武者小路実篤)を読んだくらいか。
高校ではミリタリー本以外は読んだ記憶がない。戦争論(クラウゼヴィッツ)、
サンケイ新聞社出版局より刊行された第二次世界大戦ブックス、
原書房から刊行された陸戦史集が愛読書であった。
今ならちょっとしたライブラリィになったはずだが、実家の新築に伴う
持ち物整理で全て消失した。
この辺りがウォーゲーム愛好家の基礎になったと思う。
ジャンルが第二次世界大戦ではなくナポレオニックになったのは、
バタイユゲームとの出会いである。