ダンツィヒの戦い(1)

ME版ダンツィヒの戦いをソロプレイした。
今回の目的はバタイユゲーム支援ツール強化版改修11から16までを評価するためである。

1.OOBと初期配置
(1)OOB
 (A)フランス軍
    主力はルフェーブル元帥の第10軍団である。増援として予備軍団の
    擲弾兵師団(軍団長のランヌ元帥が同行)が派遣された。
 (B)連合軍
    救援部隊の主力はロシア軍団である。プロシア軍の守備隊(4部隊)が
    補助的に協力し、イギリス海軍のスループ艦1隻も協力する。

(2)初期配置
 (A)フランス軍
    第10軍団第1師団はホルム島監視所とHeubudenに分かれている。
    第3師団の分遣旅団は河口城塞の東側(地図の上側)で監視する。
    その他の部隊は増援として地図右下から入る。

 (B)連合軍
    ロシア軍団は河口城塞付近に展開し、河口城塞には小規模なプロシア軍3ケ守備隊がいる。
    イギリス海軍のスループ艦はWeichselmunde(城塞の上側)中央に増援として入る。
    Danzig守備隊は地図の右側(Exit to Danzig)から増援として入る。

2.作戦方針
(1)概要
 (A)フランス軍
  (a)増援部隊の主力である擲弾兵師団が到着するまではホルム島監視所付近を守る。
     Heubuden付近の部隊は直ちにホルム島監視所付近まで呼び寄せる。

  (b)ヴィスワ川に掛かる2つの舟橋を守る。
     舟橋は各々4戦力の砲撃を受けると破壊されて、増援部隊がヴィスワ川を渡れなくなる。
     イギリス海軍のスループ艦の砲撃を阻止するには、舟橋付近の堡塁が必須となる。
     その為には、堡塁を守るために歩兵部隊を配置する。(下図の橙色線が防衛線である。)

 (B)連合軍
  (a)ロシア軍団は全軍でホルム島監視所付近の敵を攻撃する。(緑線)
     プロシア軍のビュロー部隊はヴィスワ川沿いの堡塁を攻略する。(濃紺線)
     Danzigからの増援部隊はホルム島監視所付近の敵を攻撃する。(点線)

  (b)Neufahrwasser守備隊はホルム島監視所の背後を狙う。(下図)
     Weichselmunde守備隊は城塞で待機する。
     なお、両守備隊とも戦況により移動目標を変える。
     イギリス海軍のスループ艦は、出来るだけ早くヴィスワ川に掛かる2つの舟橋を破壊する。

次回へつづく

<個人的な感想>
スループ艦の移動は賽の目により移動力が決まるので、舟橋の到着が
2から4時間と幅がある。
それよりもビュロー部隊の方が早く舟橋に到着できるかもしれない。
この舟橋の破壊/占領が増援部隊の阻止につながるので、勝敗を分ける
ポイントになりそうである。