つづき
2.4戦闘序列
両軍の戦闘序列(OOB)は以下とする。
2.5指揮・命令
(1)フランス軍第10軍団の部隊は、ルフェーブル元帥の指揮範囲に入るまで下記の命令を
受けていたものとする。その為、命令の条件を満たせば常に指揮下にあるとする。
(A)第1師団はホルム島を守る。監視所から5HEX以内に師団長が留まること。
(B)第1師団ザクセン部隊はHeubudenを守り、5HEX以内に留まること。
但し、第1師団長から伝令が来れば、その命令(例:指揮範囲内まで移動せよ)に従う。
(C)第3師団の派遣部隊は河口城塞を監視する。城塞から6HEX以内の歩兵部隊が6ケ(*1)以下なら攻撃し、
それを超える場合は現在値に留まること。
(D)河口城塞に最も近い堡塁にいる部隊は、現在地を守る。(犠牲的な任務)
(*1)ヴィスラ河東岸に居る通常状態のもの。混乱・潰走状態は数えない。
(2)連合軍救援部隊の指揮官はカメンスキー中将、Danzig要塞司令官はカルクロイト大将とする。
河口城塞部隊はカメンスキー中将の指揮下に入る。但し、以下の制限がある。
(A)ビューロウ大佐は指揮下の部隊を率いて、出来るだけ早くカメンスキー中将の指揮範囲に入る。
(B)他の部隊は増援時刻まで城塞内に留まる。
3.勝利条件
(1)Danzigの攻囲が破れたら、連合軍の勝ちとする。(戦略目標達成の為)
次の条件を全て満たせば攻囲が破れたと見なす。
(A)WeichselmundeからHolm島東側の端を経由してDanzig出口への最短の連絡線を引く。(下図)
(B)連絡線から3HEX以内に連合軍の部隊(歩兵、砲兵、騎兵)が2ケ以上いる。
(C)連絡線から3HEX以内にフランス軍の部隊(歩兵、砲兵、騎兵)が全くいない。
(D)判定は夜が来た時か、形勢が決まったと思われる時。
(2)上記で決まらない場合は両軍の部隊レベルの差で決める。
ロシア軍団のレベル ー フランス軍団のレベル(合計)で計算し、以下の基準で決める。
勝利判定 | 部隊レベル差 |
フランス軍の決定的勝利 | 3 |
フランス軍の戦術的勝利 | 2 |
フランス軍のギリギリの勝利 | 1 |
引き分け | 0か-1 |
連合軍のギリギリの勝利 | -2か-3 |
連合軍の戦術的勝利 | -4か-5 |
連合軍の決定的勝利 | -6 |
(3)DauntlessがDanzig出口に着いたら、上記に-1の補正を行う。
<個人的な感想>
部隊レベルの差にプロシア軍を入れるか迷ったが、部隊レベルを追加しなかった事もあり、
簡略化の為に入れないことにした。