田村さんが紹介していたThe Complete Wargames Handbookから
興味のある第3章と第8章を読んでみた。
分かり難い所もあるが参考になった点と異論を以下にメモしておく。
1.第3章 何故ゲームをプレイするのか?(p86から)
(1)p86 初めの1文
ゲームをプレイする理由として、圧倒的に多いのが「歴史を体験したい」というものです。
原文)By far the most common reason for playing the games is to experience history.
感想)自分もそうである。
(2)p86 2段落目の冒頭
シミュレーションゲームの本質は、厳密に決められた歴史的な事象の中に、
明確な制限のもとで非常に多くのバリエーションを許容することにあります。
原文)The essence of a simulation game is that it allows, within well defined limits, a great deal of
variety in an otherwise strictly predetermined. historical event.
感想)なるほどと思う。
(3)p90 Dynamic Potentialの2段落目
ゲームをプレイするのではなく、”読む “ことはよくあることです。昔からそうでした。
多くのゲーマーはゲームを「コレクション」しています。
買ってはみたものの、遊ぶことはない。使わないということではなく、
趣味の人はゲームに数時間を費やすことがよくあります。
通常の手順は、地図を並べ、駒を調べ、ルールやシナリオを読み、
おそらく駒を地図に配置することであるが、大体はそこまでである。
プレイヤーは、動的な可能性を体験することで満足している。(*)
原文)”Reading” games rather than playing them is quite common. Always has been.
Many gamers “collect” games. They buy them, but never play them.
This does not mean that they are not used.
Quite often, the hobbyist will spend several hours with the game.
The usual procedure is to lay out the map, examine the pieces,
read the rules and scenarios and perhaps place the pieces on the map,
but that is generally as far as it goes.
The player has been satisfied with experiencing the dynamic potential.
感想)(*)の最後の1文を除いてなるほどと思う。
(*)は何を言っているのか分からない。下記に意訳した前提で異論を述べる。
”どのようなゲームで、ゲームの行方がどうなりそうか?”が分かるだけでも満足する。
異論)自分の場合、プレイできない最大の理由は時間を確保できない事である。
ソロプレイが主なので時間と意欲が確保できればプレイできる。
次回へつづく
<個人的な感想>
ゲームをプレイする一歩前で止まる事がUSAでもよくあるとの
記述に共感する。