バウツェンの戦い本戦検討(2/E)

つづき

フランス軍右翼の具体的な作戦行動計画
1)最右翼
  第14師団長ロレンツ少将が任されて、Dohlen村を目標に下図のように迂回機動する。
  他の部隊は目の前の敵を攻撃して牽制する。

2)ロシア軍の戦線が途切れている箇所
  第13,16師団とも目の前の敵を押し込んで後続部隊に突破口を開ける。
  第31師団(実質は旅団規模)がWeissig近郊まで進出してロシア軍左翼を分断する。
 
フランス軍左翼の具体的な作戦行動計画
堡塁の正面攻撃を避け、下図のように森を通って左右から攻撃する。
増援部隊が到着したら、同じ進路で増強する。

連合軍は劣勢になるまでは現在位置の防戦に徹するので
行動計画はない。必要に応じて第2線の予備部隊から応援して貰う。

<個人的な感想>
フランス軍は騎兵が劣勢なので、森林などを通って行動するのが良さそうである。
その為、森林での戦いが多くなり時間がかかると思われる。
(射撃防御力は高くなるし、白兵戦防御時の士気チェック不要など部隊が混乱しにくい為)