バタイユゲームの歩兵戦力比較(1)

 バタイユゲームの歩兵戦力が、国によりどの程度違うのか、気になったので調べて見た。

1戦力(100人)当たりの戦力平均値で比較してみた。なお、射撃力は歩兵の戦闘単位である

1ヶ大隊当たりの射撃力とした。全歩兵が一斉には射撃できず、縦隊の場合には先頭の2ヶ中隊

のみが射撃できる。その為、大隊の戦力が2戦力(2ヶ中隊、200人)以上の場合は、同じ国では

概ね同じ値になる。マーシャルエンタープライズのライプチッヒの戦い(1813年)を参考にした。

1)戦列歩兵

 フランスオーストリアロシアプロシア
射撃力 5.7 5 5 7.5
白兵戦力 2.4 2 2.6  2.6 
士気 25 25 25  23

射撃力、白兵戦力は値が大きいほど戦力が大きい。

士気は値が小さいほど士気が高い(混乱や潰走し難い)。

なお、士気のみ6進法(賽の目2ヶの為)で表示している。

 

2)軽歩兵

 フランスオーストリアロシアプロシア
射撃力 6.2 4.5 5.3 7.5
白兵戦力 2.2 1.7 2.4 2.3
士気 24 25 23  23

 

精鋭の擲弾兵、1ランク落ちる補助兵(ライン同盟軍歩兵、後備兵、民兵など)は次回で記載。

 

<個人的感想>

 プロシア歩兵の射撃力が大きいのは予想外。但し、プロシア歩兵は、上記の正規兵と

他の予備兵、後備兵(Landwehr)の編成比率が大体1:1:1になるので、総合的には

他国と同程度と思われる。

 もう少しフランス歩兵に有利な値かと思っていたが・・・。

 

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