前回までに変更したVASSALモジュール、作成した支援ツールを使ってシナリオ2をプレイテストした。
<ターン1の開始時点>
初期配置は、シナリオに沿ったもの。
両船の諸元(自分の船がRanger、敵の船がDrake)
(0)作戦方針
(A)船体が3と弱いので、目標は船体とする。(もう1つの目標である索具は、3✕4=12もあるので時間がかかる為)
(B)乗組員の練度と大砲の数から、射程距離が4HEX以内しか効果がない。
下図を参照して命中表番号を求める際に、自分の乗組員は練度が熟練なので+1、敵の乗組員は未熟なので補正なし。
大砲の数(縦)と射程距離(横)から求めた命中表番号に補正したものが、0以上でないと射撃の効果がない。
その為、その範囲内に入るように船を運用する。
(1)風の方位
初期値は4(下図の下向き)である。
(2)船同士の絡み合い解消
なし(衝突していない)。以降は何もなければ省略する。
(3)漂流
なし。 以降は何もなければ省略する。
(4)移動計画
(A)敵の予想位置
風の方向から、敵の予想位置候補は次の3点である。敵の船から見て相対方向Aから風が吹いている。
・直進する場合 下側の小さな船マークの位置(4HEX進める)
・右に変針してから進む場合 上側の小さな船マークの位置(変針に2移動力必要なので2HEX進める)
・現在位置に留まる
破線で囲んだ領域が予想位置である。(敵が左に変針する可能性もあるが、その場合は脅威が小さいので無視する。)
(B)自分の船の目標位置
上記の予想範囲を砲撃できるように、薄い色で示した位置に移動する。
(5)移動結果
相手の位置は予想外である。(敵は左に変針した。)
(6)敵船との接舷と解消
なし(隣接していない)。以降は何もなければ省略する。
(7)砲撃
砲撃可能であるが、6HEX離れて効果がないので見送る。
それに未だ砲弾を装填していない。(ターンの最後に装填ができる。)
(8)白兵戦
なし(相手を引き寄せていない)。以降は何もなければ省略する。
(9)再装填
左舷に装填する。以降は何もなければ省略する。
以上でターン終了。
<ターン2の開始時点>上図の通り。
(1)風の方位 :変わらない。
(4)移動計画
敵の予想位置と自分の船の目標位置は下図の通り。
(5)移動結果
相手の位置は予想外である。(敵は再び左に変針した。)
(7)砲撃
4HEX以内ではないので、砲撃しない。
(9)再装填
念の為に右舷に装填する。(1ターンでは方舷しか装填できないので、準備しておく。)
以上でターン終了。
<個人的な感想>
なかなか敵の位置を予想できない。逃げているのか?