前回検討した”出口戦略”を行う為に支援ツールを作ることにした。
各国の戦場に投入する戦力の推奨値と小戦争に投資するお金を決める。
1.各国の戦場に投入する戦力
(1)推奨値
下図の色枠内のように、当面はフランス軍に損害を与える狙いである。
なお、ナポレオンが来た場合を”奇襲を想定”として計算したが、戦力が大きいので使うことはなさそうである。
(2)計算概要
(A)戦闘結果表からフランス軍に損害が出る戦力差を探す。(最小が7)
(B)軽歩兵表から66%以上の確率で決まる優勢を探す。
50%の場合は悪い方に含めて考える。
例)革命熱が10ならフランス軍圧倒とみなす。
革命熱が1ならフランス軍優勢とみなす。
革命熱が0なら優勢なしとみなす。
(C)軽歩兵の優勢により振る賽の数が決まるので、66%以上の
確率で出る賽の目の最小値を決める。
例)1ケなら3(3,4,5,6の目が66%以上の確率で出る)
(D)推奨値は(A)-(C)で計算する。
(E)ナポレオンが来た場合の戦力は、次の仮定で計算した。
・フランス軍団の平均戦力を合計124戦力 ÷ 26ユニットで計算する。
・ナポレオンが連れてくる軍団数は平均で3ケ。
戦略奇襲、親衛隊は含めない(66%以上の確率で起こらない為)。
2.小戦争に投資するお金
(1)推奨値
下図の色枠内に数値を入れて”必要補正計算”を押すと、
必要補正の欄に投資するお金が表示される。
(2)計算概要
(A)希望確率(何%なら勝ちとみなすか)と賽の目合計の累積数(賽の目合計
以下の組合せの数を集計したもの)に対応する確率を比べる。
例)希望確率0.51と賽の目合計7の累積確率0.583を比べる。
(B)希望確率が賽の目合計の累積確率より大きくなる賽の目合計の境界値を探す。
例)賽の目合計7が当てはまる。
(C)推奨値は目標値(小戦争の困難度-12)+((B)-2)-(制海権補正:ありなら+2など)で計算する。
<個人的な感想>
前回検討した”出口戦略”が正しいかどうかは何とも言えないが、
とにかく試してみることにした。
その為には、簡単に計算できるツールがあると便利である。
(毎回頭で考えるのが面倒だし・・・。)