VASSALモジュール作成手順を整理(9)

つづき

12.VASSALのbuildファイル更新
   下記のWEBページを参考にして、(6)で作成したbuildファイルを更新する。
   Pythonのbuild変更プログラム
   プログラムを下記のように名称変更し、プログラムを2回起動する。
   1回目はフランス軍、2回目は連合軍のデータを設定する。
   7行目のファイル名: imagesフォルダの名称
   62行目のファイル名: フランス軍か連合軍の基本情報名称
   69行目のファイル名: フランス軍ならTray_French、連合軍ならTray_Allied
   80行目のgpid: フランス軍なら2000、連合軍なら3000
   正常に動作すると、基本情報の内容が追加される(下図)。

13.VASSALモジュールの作成
   imagesフォルダ、上記で更新したbuildFile、moduledataの3ファイルを
   zip形式で圧縮する。
   圧縮後、拡張子は削除してHagelberg_V1R0のような名称にする。
   VASSALで上記ファイルを開く。
   トレイからユニットをマップに移動する。正常に出来ていれば下図のようになる。

14.地図データの更新
   上記のモジュールではマップが仮のデータである。VASSALの編集機能を使って、
   正式のマップに変更し、HEXも位置合わせを行う。
(1)マップの指定画面
   selectボタンをクリッして、下図の枠内に正式のマップ画像を指定する。

(2)VASSALのHEXを表示させる
   Show Grig?にマークを入れて、edit Grigボタンをクリックする。

(3)HEXの位置合わせ
   初めに下図の画面が出るので、方向キー(←→↑↓)を使ってマップのHEXに合わせる。
   初期画面

   位置合わせ後の画面

(4)位置合わせが完了したら、Show Grig?のマークを外してからファイルをsaveする。
(5)saveしたファイルを開けば、下図のように正式のマップになっているのが分かる。

次回へつづく

<個人的な感想>
buildファイル更新プログラムのお陰で、作業が楽である。