バウツェンの戦い序盤その2(2)

つづき
(2)作戦詳細
 (A) フランス軍
  (a)第12軍団
   ・主攻撃(下図Main)は、第13師団が行う。Rieschen付近にいるロシア軍は堡塁、塹壕、建物
    (銃眼を工事で追加)などで防御力が強化されている。
    難攻が予想され、増援の第14師団(Sub2)を投入しないと攻略は難しいかもしれない。
   ・補助攻撃1(下図Sub1)は、第29師団が行う。この方面のロシア軍は騎兵(主にコサック)が
    主力であるが、森が多いので騎兵突撃を避ける事ができる。時間はかかっても一掃できそうである。

  (b)第11軍団
   ・主攻撃(下図Main)は、第35師団が行う。ロシア軍は堡塁、塹壕、建物(銃眼を工事で追加)
    などで防御力が強化されているので、難攻が予想される。
   ・補助攻撃1(下図Sub1)は、第36師団が行う。第12軍団がRieschen付近にいるロシア軍を
    駆逐した後に、ロシア軍の予備である擲弾兵第2師団と交戦し、引き付けるのが任務である。
   ・補助攻撃2(下図Sub2)は、第31師団が行う。第36師団の外側を大きく迂回して
    ロシア軍中央の後背を脅かすことが任務である。

 (B)ロシア軍
   ・基本的には、RieschenからRabitz付近を主戦場として防御に徹する。
   ・最左翼では、道路に沿った開けた地形(下図の楕円部分)で騎兵突撃を行う案も考えられる。
    何もしないと哨戒線を下げられる一方になる。しかし、反撃力を保持しておきたい思いもあり、悩ましい。

<個人的な感想>
堡塁、塹壕、建物(銃眼を工事で追加)での攻防がポイントになりそうである。
ここで攻撃が成功しなければ、9:40からのバウツェンの戦い本番でも
フランス軍の苦戦が予想される。

<リンク>

ブログのトップページは、こちら

バタイユゲーム情報班のホームページは、こちら