つづき
8.フランス軍の方針
フランス軍が移動する際の方法は、次の5通りある。
どの方法を主に採用するかは悩ましい。当面は(1)を使う。
(1)全周囲防御隊形で移動
(A)長所
一番安全である。
(B)短所
移動力が小さくなり、安全地帯までに掛かる時間が長い。
混乱した部隊(移動力半減)を守る場合は、更に移動が難しい。
(2)縦隊で移動
(A)長所
最後尾ユニット以外は安全である。
(B)短所
最後尾ユニットに騎兵突撃を受けると、約1/3の確率で混乱する。
その場合、見捨てて移動するか、回復する可能性を期待して全部隊が
止まるか悩ましい判断を行う事になる。
(3)行軍隊形で移動
(A)長所
移動力が大きい。
(B)短所
全部隊が騎兵突撃を受ける危険がある(側面が無防備)。
混乱した部隊は、見捨てて移動する事になる(守れないし、留まるのも危険な為)。
(4)行軍隊形+強行軍で移動
(A)長所
移動力が最大である。
(B)短所
移動後に必ず士気チェック(累積するペナルティ付き)が必要なので、混乱しやすくなる。
更に上記(3)と同じ短所がある。
(5)食事・休息なしで移動、または夜にも行軍する
(A)長所
移動時間を長く取れるので、長い距離を移動できる。
(B)短所
定期的な士気チェックの発生確率が高くなり、混乱しやすくなる。
安全地帯に近くなれば、試す価値はある。
9.ロシア軍の方針
攻撃方法は、次の3通りある。
どの方法を主に採用するかは悩ましい。当面は(1)を使う。
(1)潰走した敵のみ追撃する
(A)長所
追撃後は疲労状態になるので、1回休めば攻撃可能になる。
自軍に損害は出ない。
(B)短所
敵が潰走するまで待つので、攻撃する機会が少なくなる。
(2)上記に加えて、混乱した敵に突撃する
(A)長所
攻撃する機会が多い。
(B)短所
突撃後は消耗状態になるので、2回休まないと攻撃可能にならない。
(フランス軍に追随するので、半分の移動力で移動する為)
また、自軍に損害が出る可能性がある。
(3)上記に加えて、通常状態の敵の側面に隙きがあれば突撃する
(A)長所
攻撃する機会が最も多い。
(B)短所
上記(2)と同じ短所がある。
<個人的な感想>
ゲーム開始は両軍とも安全策を採用するが、その後の状況次第で
変更する予定である。
フランス軍は、なるべく多くの兵士を帰還させたい。ロシア軍は、逆に
なるべく多くの損害を与えたいので、どのタイミングで方針を変更するか
が悩ましい。