[効率化検討]ユニット画像の製作(7)

つづき

8.ユニット画像の製作手順(正式版)

(1)はじめに

  ユニット基本情報を入力情報とする正式版プログラムを

 使った手順を以下に示す。なお、書き込みポインタと色コードは、

 別のファイル(製作参照情報と称する)から入力する。

 また、ユニットは軍団毎、兵種別毎(指揮官、砲兵、騎兵、歩兵)に

 製作する事を前提にする(一括製作は難しいので)。

(2)手順

 (A)ユニット基本情報をcsvファイル(下図)として作業フォルダに保存する。

   なお、K列の欄には製作したい歩兵の移動力を入力する。プログラムでは、

  移動力が空白のユニットを製作しないようにしている為。現在は、戦列歩兵と

  軽歩兵は別々に操作して製作するので、下図のように初めは軽歩兵のみ入力する。

  また、13th Grenadierにような擲弾兵や親衛隊は対応できていないので、入力しない。

 (B)製作参照情報をcsvファイル(下図)として作業フォルダに保存する。

   ・書き込みポインタは、手動で作成済の最終画像番号に合わせる。なければ、0のままで良い。

   ・軍団Noは、デッキ名称で使う識別文字を指定する。

    例)デッキ名称をFrenchX_YYで指定し、Xが軍団No、YYが師団Noとする。

      French5_11は、第5軍団第11師団を示す。

   ・R,G,Bは、ユニットのベルトカラーのRGB色コードである。170は初期値。

   ・軍団記号は、ユニット画像に表示する文字である。

    例)第5軍団は、Ⅴで表示される。

 (C)GIMPを起動して、軽歩兵用雛形のファイル(Fr_Bn3Lt.xcf)を読み込み、

  GIMPのメニューからPython-Fuのプログラム(Frinf)を起動する(下図)。

 (D)ユニット基本情報csvファイルを開き、戦列歩兵の欄に移動力7を入れる。

 (E)戦列歩兵用雛形のファイル(Fr_Bn3.xcf)を読み込み、プログラム(Frinf)を起動する(下図)。

 (F)プログラムが正常に処理すると、3つのデータが出来る。

  (a)画像ファイルの作成

  (b)ユニット基本情報csvファイルの更新

   表画像の覧に作成したファイル名が設定される。

  (c)製作参照情報csvファイルの更新

   書き込みポインタが更新される。

次回へつづく

 

<個人的な感想>

 最も数の多い歩兵ユニットが自動的に作成できるので有り難い。

プログラムの処理時間は、軽歩兵と戦列歩兵合わせて約2分位であるので、

サクサク出来ているのが分かる。 

 

<リンク>

ブログのトップページは、こちら

バタイユゲーム情報班のホームページは、こちら