EXCELで日本語入力をしていたら、思うような変換が出来なかった。
そこで色々試したら、学習機能の素晴らしさが分かり、感心した。
後のためにメモしておく事にした。
1.例1
最近常用しているGoogle日本語入力で、”できること”と入力したら、
下図右側のように”出来ること”の候補は出るが、”出来る事”が候補にならない。
IME日本語入力で試したら、下図左側のように”出来る事”が候補に出る。
Google日本語入力は、”こと”を入力すると”事”に変換できるので、
文字のつながりで変換できないように思われた。
そこで、変換時に”できること”の一括変換ではなく、”できる”と”こと”を
別々に変換させた。そうしたら、次の時から下図のように”出来る事”が候補に出る。
これは、Google日本語入力が学習した結果である。
2.例2
”はなしにならないため”を入力したら、下図のようにIMEとGoogle日本語入力とも
”話にならない為”に変換できななかった。
そこで、各々単語を分けて入力した。
(1)IME日本語入力
”はなし”、”にならない”、”ため”と3つに分けて変換した。
(2)Google日本語入力
”はなしにならない”、”ため”と2つに分けて変換した。
(3)結果
下図のように、どちらも”話にならない為”と変換できた。
IME日本語入力は候補に表示し、Google日本語入力は直接変換するなど
違いはあるが、どちらも学習機能が働いている。
<個人的な感想>
日本語入力に学習機能がある事は知っていたが、実際に学習結果を
見る機会がなかったので、今回は学習機能の素晴らしさに感心した。