以前に記載した”EXCELの文字入力が遅い”現象を再現できるようになった。
その為、いろいろ試行錯誤して原因を特定して解消できた。
1.現象
下図のようにEXCELのセルで文字を入力しようとすると、変換に時間がかかる。
下図の赤枠は、まだ変換中で文字が表示されない。
2.原因
EXCELのオートコンプリートが原因である。下図の赤枠のように初期値はONである。
これをOFFすると、上記の現象は解消された。
3.原因特定までに試行した事
初めはEXCEL以外に原因があると思い、いろいろ試してみた。結果的に遠回りになったが、
EXCELが原因であることを特定できた。
(1)Microsoft IMEを疑う
(A)下図のように現象が発生したときに、CPU使用率が11.4%のままであったので、疑わしいと思った。
(B)IMEの設定を変えて試したが、いずれも効果なしであった。
(a)下図赤枠の設定をONからOFFに変えた。
(b)下図赤枠の設定をONからOFFに変えた。
(c)下図赤枠の設定をONからOFFに変えた。
(2)日本語入力をGoogle日本語入力に変えた。
下記のWEBページにお世話になりました。ありがとうございます。
そしたら、EXCELのCPU使用率が11.5%のままであったので、疑わしいと思った。
(3)EXCELでは、開いているファイルに含まれる日本語を検索して入力の候補とする機能がある。
そこで、WEBで調べた。下記のWEBページにお世話になりました。ありがとうございます。
<個人的な感想>
普通では発生しない条件と思う。問題になったファイルの文字数は、約33万字ある。
その中から、入力された文字に近い文字列を検索するので、時間がかかるのは理解できる。
そもそも、EXCELは大量の文字列を扱うためのものではない。その為、上記のような
条件は想定外と思う。少なくとも問題を解消できたので、良かった。