つづき
(2)性能差を体感できるか
(A)一般的な性能差
PCMark10と3DMrak(Timespy)の値を同じグラフィックボードRTX2060で
i7-9700Kとi5-9600Kでどの程度違うかを調べてみた。
CPU性能で6.4%、グラフィック性能で1%の向上しかない。
CPU | PCMark10 | 3DMrak |
i7-9700K | 7213 | 8632 |
i5-9600K | 6776 | 8543 |
(B)CPUゲーム性能
下記のWEBページによれば、i5で十分との事。参考にさせて頂きました。
ありがとうございます。
・あらためて考える、Core i5とi7のどちらを選ぶべきか問題
(C)VASSALでバタイユゲーム
前回で記載したようにアプリは13ヶあるが、同時処理が必要になるのは、
VASSALとEXCELくらいである。CPU負荷も今のCPU(i5-2500K)で
平均20%未満である。i7が必要とは思えない。
(D)DTM(Desk Top Music)
長期休養中であるが、DTM作業にはマルチスレッドが有効である。
下記のWEBページを参考にさせて頂きました。ありがとうございます。
確かに、今のCPUで音切れやノイズが入る時がある。将来の拡張を
考えるとi7が必要と思われる。しかし、今の使い方では、下図のように
i5-2500KでもCPU負荷は合計でも22%程度である。赤枠のアプリが
DTM用のアプリでCubase9とHauptwerk(オルガンの音源)だけである。
オーケストラのような多数の音源を使わない限りは、i7が必要ではない。
<個人的な感想>
目標とする”VASSALでバタイユゲーム”にはi7が必要ではないので、ここは
コストパフォーマンスの観点から見送る所である。しかし、マルチスレッドは
将来使えそうな気がする・・・。