第5.1次辺境戦争支援ツールのテストプレイ(8)

つづき

1.8 宇宙戦闘

(1)帝国軍の偵察戦隊は交戦回避に失敗して戦闘に巻き込まれる。
   (偵察隊回避ボタンを押し、表示が回避失敗となった。)

   交戦の為、艦隊シートに臨時艦隊2(Mini2)として帝国軍の単独戦隊を追加する。
   (Mini1は移動用に使う。)
   ゾダニ軍は正規艦隊なので追加不要。

(2)宇宙戦闘シート(Cb_Sp)で操作する。
   各軍の入力欄(水色)に参加する艦隊名を入力し、攻撃値ボタンを押すと
   両軍の攻撃値と防御値が表示される。

   戦闘ボタンを押すと戦闘結果(各軍が相手に与える戦闘力の損失)が表示される。

   戦闘結果反映ボタンを押すと済が表示され、両軍の戦隊に反映される。

   帝国軍の艦隊シート見ると全戦隊が赤字になっており、全滅した事を強調表示している。
   損害を受けて半壊した時には黄色表示、耐久値内の損害なら黒色のままとなる。

   帝国軍の戦隊データシート(sqd_i)を見ると3戦隊ともS(沈没)の表示になっており、
   耐久値も0(14列目にあり、下図の表示外)である。

次回へつづく

<個人的な感想>
オリジナルルールでは、艦隊の損害をどの戦隊に与えるかはプレイヤーが決める。
またサイコロの目に戦術能力の賽の目補正をして戦闘結果表を見て判定するなど
結構悩ましく、煩雑なので支援ツールで自動的に割り当て、判定する事にした。
損害割当の基本的な考え方は以下の通り。
1)艦隊シートの4行目から登録順に損害を受ける。耐久値が0となったら無傷なら半壊(D)、
 既に半壊なら沈没(S)とする。1段階の変化に限定する。
2)損害が残っていれば2番目の戦隊が損害を受け、上記と同様に扱う。
3)以下同様に損害が残っている限り繰り返す。
4)最後の戦隊が損害を受けても未だ損害が残る場合は、1)から3)を繰り返す。
今回の帝国軍の場合は、1)から4)を繰り返し全滅した。それでも損害の余りがでた。

この方式の良い点は、次回戦闘で半壊を受けた戦隊を後ろに回して損害を受けにくく出来るし、
兵員輸送船や燃料輸送船など艦船の他に人や燃料を失うのが困る戦隊は最後尾に置くことで
損害を少なくできる。(安全第一なら分離して戦闘艦隊だけにするのが良さそうであるが。)